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ある計画の話

2018/12/14
 
この記事を書いている人 - WRITER -
パフォーマーYogi 二十歳の頃より世界を周る放浪の旅に出る。アジア、ヨーロッパ、アフリカと駆け巡り、そこでの出逢いからパフォーマーとして歩み始める。その後はイタリアに居を定め演劇芸術を学んでいく。豊富な経験と独特の感性から綴られる言葉は広く世の中を描く。特技はバルーンアートとジャグリング、ハンドパン演奏♪
詳しいプロフィールはこちら

アフリカ旅をするにあたって、僕はある壮大なプランを抱いていた。

それが、’’アフリカ大陸を車で縦断したい!’’だ。

こういった者たちを英語で、’’Over lander’’(オーバーランダー)と呼ぶ。

雄生にそういうと、ほぼ即答で返事が来た。『面白そうだ!やってみよう!』と。

そういって初めに仲間になったのが雄生だった。


他にも仲間が欲しいので、その後は、当時流行っていたmixiというSNSや、当時欧米の若者の間で定着しつつあったFacebookを使い、この企画に乗ってくるものを募った。

しかしその大半の返事が、’’危険だ、無謀だ、何かあった時どうする、無計画すぎる’’といったものだった。

それは十分承知なのだが、それでもやってみたいという若さ故の情熱なのだろうか、そう言った者たちを募ったが、結局タイミングのせいもあり、メンバーは他には集らなかった。

仕方なく、それでも僕ら2人でも行こうと決意したその矢先、モロッコでたまたま望と合流した。

望は当時、ロンドンに滞在していたのだが、ビザの関係で一度国外に行く必要があったので、ちょうどモロッコを選び来ていたのだ。
SNS
を通じて久しく再会すると、彼女は変わらず元気そうな顔を見せてくれた。

彼女も当初は僕らの冒険に否定的だったが、いざ実際にこうして会い僕らのワクワクに満ちたエネルギーをダイレクトに浴び続けると、その内に考えも変わってきたのか、少し僕らの旅に付いてくると言いだした。

面白い。仲間が増えるのはいいことだ!気分はワンピース、又はドラクエのそれにも近かったかもしれない。

こうして僕らは3人となったのだった。

アフリカを車で縦断!?

さて、車を買おうと思い、僕らは今までの貯金などを合わせて100万円程のお金を用意していた。
国際運転免許証というのも準備し、その使える国やルールなども勉強した。

さぁ、あとは買うだけ!という所で思わぬ落とし穴にはまってしまった。

それは、ビザがないと車は買えない!という事だ。

これはうっかりしていたが、よくよく考えればその通りだ。

車を買ったらナンバープレートを登録しなければならない。しかし住所がなければ登録ができない。

そもそもビザがなければ、家も借りれない。

つまり、旅行者では車を買うことはできないのだ


当初スペインで買おうと思っていたが、どこの車屋さんに行ってみても答えはみな同じだった
念のためにポルトガルにも行き試してみるも同じ
ならば、モロッコだったらもう少しユルイだろうと思い行くも、結果は同じだった。
車屋さんが弁護士に相談してくれたが、やはり旅行者では無理とのことだった。

旅の初っ端から、計画の一番大事なところを折られ気落ちした。

しかし諦めずに何かいい手はないかと探し続けると、ネットの検索で興味深い記事を見つけた。

それによると、’’南アフリカでは誰でも車が買える’’というものだった。

それが本当かどうかは分からないが、それを信じて目指す価値はあると思った。


ではこうしよう。モロッコから西アフリカを通り南アフリカまで行く。そこで車を買って今度は東アフリカ側を通り北上してエジプトを目指す。

漠然とだが、何かすごい。

よし!これでいこう!

かくしてアフリカ大陸を一周するという無謀?にも近い冒険に僕らは出ることになったのである。

僕らの目には再び火が灯り燃え出したのだった。

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パフォーマーYogi 二十歳の頃より世界を周る放浪の旅に出る。アジア、ヨーロッパ、アフリカと駆け巡り、そこでの出逢いからパフォーマーとして歩み始める。その後はイタリアに居を定め演劇芸術を学んでいく。豊富な経験と独特の感性から綴られる言葉は広く世の中を描く。特技はバルーンアートとジャグリング、ハンドパン演奏♪
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