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アモーレの国イタリア?!男は本当にみんなプレイボーイなのか。

2019/03/26
 
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パフォーマーYogi 二十歳の頃より世界を周る放浪の旅に出る。アジア、ヨーロッパ、アフリカと駆け巡り、そこでの出逢いからパフォーマーとして歩み始める。その後はイタリアに居を定め演劇芸術を学んでいく。豊富な経験と独特の感性から綴られる言葉は広く世の中を貫く。特技はバルーンアートとジャグリング、ハンドパン演奏!
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Buon giorno a tutti!! みなさんこんにちは!

今回は愛の国イタリアより、アモーレ(愛)のお時間です!(笑)

まずみなさん、イタリアと聞くと何を思い浮かべますか?

食べ物?

車?

ファッション?

オペラ?

映画?

サッカー?

また、ヴェネチアのゴンドラ?

フィレンツェのドゥオモ?

さらに、シチリアのマフィア?(笑)

イタリアは小さな国ですが、その中にこれでもかってくらい文化や魅力が詰まっています。

国も長靴のような独特な形をしているし、そういった意味で日本とすごく似ているかもしれません。

しかし唯一違う点、いや似ているからこそ正反対の部分、それが感情表現ではないでしょうか。

特に、有名なのは恋人や家族に対する愛情表現。これはイタリア特有で他の欧米諸国でもここまでは見受けられません。

しかし、これこそがイタリア語を知らなくてもAmore(アモーレ)という言葉を有名にし、小さな国イタリアを広く世に知らしめている要因かなと思います。

挨拶のキスは必ず2回。男性にもする!

イタリアに行って見られる光景に挨拶時のキスがあります。

これは欧米の文化圏に行けば基本的にどこでもありますが、僕が今まで行った国々は基本的にシンプルでした。

それは、片側のほっぺにしかしないし、男性同士では普通しません。

基本的には、男性と女性。女性と女性。

男性同士ではかっこよく拳を付き合わせたりします。

しかし、イタリアに行くと必ず左右のほっぺにキスをします。

ほっぺ同士を軽く触れさせ、口で’’チュッ’’と音を出します。

唇をほっぺに本当に当てる事は基本的にしませんが、それは相手との親密度によって変わります。

そして男性同士でのキス!

これが最初慣れないとすごく辛いんですよ。

なぜかっていうと、こちらの男性はとても毛深いので普通ヒゲが生えてます。

ほっぺたを合わすと、そのヒゲがジョリって当たるのです………。

まぁ、慣れますが。(笑)

そしてもちろんハグもします。

こちらの文化にとってキスとハグはとても大切な慣習で、他の国々以上に大事にします。

それ故に、彼らは’’俺たちは温かいんだ’’と自負します。

恋人とのキスはどこでも当たり前!たまに目のやり場に困ることも

これも有名ですが、確かに彼らは本当にどこでもキスをします。

それが軽くするキスならばいいんですが、俗に言うディープキスもよくします。

彼女が彼を試すが如く、彼が彼女を求めるあまり。

まるで愛というのを世間に見せびらかす事によって、幸せの波動を周りに伝えているんだ、とでも言うが如く…(笑)

そして社会もそれを認め、それがある事が素晴らしい事だという風潮があります。

また、こちらのカップルの特徴に、付き合っている期間がとても長い事が挙げられます。

2、3年と言われたら新しい方で、5年とか7年とか。また10年を超えるカップルも珍しくありません。

学生時代から付き合ってきて、そのままずっと一緒にいる。

どうですか、意外でしょう?実は普通のイタリア人はとても一途なんですよ。

イタリア人はプレイボーイと言われる由縁

プレイボーイという概念は何だろう?

イタリアに長く住んでいると根本的にそこが疑問に思ってくる。

ただ、単に女性に声をかける事がプレイボーイなのだろうか?

気さくに声をかけたり、喋ったりする事が?

いや、ただ単に仲良くなったり、友達として遊んだりもする事だけもが?

それだけでそれを悪だと批判する事はできないと思う。

また、イタリアだけでなく、そもそも女性に対して積極的に優しくするという文化は世界中の多くの国々で見られる。

それはある意味、自然の摂理ではないだろうか。

そしてイタリアに関して特筆すべきは、イタリア語には気さくに相手に話しかけられる言葉と、その愛情表現がたくさんあるという点だ。

例えば、有名なのは『Ciao bella!』ではないだろうか。

これは友人などと出会った時の挨拶文だが、その’’bella’’は美しい女性’’を意味する。

これは誰に対してもでも使う。特に異性として意識していない人にでも使う。

さらに子供にでも使う。子供には、’’bellina’’と語尾をちょっと変えて可愛らしいニュアンスに変化させるのだ。

男性には『Ciao bello』といい、’’bello’’は良い男などを意味するが、通常の挨拶として頻繁に使うのであまり意味を気にすることはないが。ちなみに男同士でも使う。

その他にも様々な言い回しがある。

そして彼らは子供の頃からこう言った愛情溢れる言葉をたくさん浴びせられて育つのだった。

また、相手を否定する言葉は僕が覚えている限り聞いたことがない。例えば、ブスとかデブとか、相手の尊厳を傷つける言葉だ。

陰口でも言わないし、男同士で集まっても、そう言った容姿を否定する言葉はまず話題にさえならない。

恐らくそれはこちらの文化である、個人主義に関わってくるのだと思う。人は人。つまりその個人を軽々しく否定する言動は、社会としてNGなのだ。

そして、上記した公衆の面前でも気にせずにキスをするという文化、これもつまり個人主義の極みな所が大きいように思う。

イタリアは古代ローマ帝国から常に人と文化の中心であり、哲学や価値観がしっかりと育まれてきた場所だ。

個人主義に関してそれをかなり尊重するし、小さな子供の内から自分の意見をしっかりと持つ事を重視される。

イタリアにおいて、’’自分と他人’’との境界線はとてもはっきりしているのだ。

そして、それ故の愛の表現ではないだろうか?

自分が’’好き’’という気持ちがあれば、誰に遠慮をする?

愛とは一番素晴らしい感情だ。それを伝えないでどうする?

それが女性に気さくに声をかける行為にも繋がっていくし、プレイボーイという異名を取るに至っているのかも知れない。

言葉は文化を創る。彼らの言葉の中にはロマンスを感じるワードがたくさん含まれている。

また独特のイントネーションは、詩的な表現をたくさん生んできた。

イタリアの演劇、詩、オペラは現代文学の礎を築いた。

ちなみにイタリアで24時間やっている店は、食料品店でもなく、ガソリンスタンドでもなく、お花屋さんだ。(笑)

愛情深いイタリア人、それ故の欠点とは

愛の人、イタリア人。これは自他ともに認める所だが、同時に厄介な点もある。

それは何かと言うと、みなさんご存知のように、イタリア人はマザコンだ(笑)

良い歳をした大人でも親と一緒に住み、母親に甘えているし、家事をしてもらっている。

そして母親もそれを良しとし子供は幾つになっても子供という感じで受け入れている。

しかしそれは別に悪いことではないのだが、問題はそのメンタリティーの弱さだ。

要は常に守ってもらっているのだ。

イタリア人一般の特徴として、浮き沈みが激しいように思う。

元気な時はこれでもかって程威勢がいいが、しかし逆風が吹くとたちまち弱腰になって、言い訳をして、逃げ出してしまう時がある。

男でも泣くし、決して弱さを隠そうとしない。

(男は泣くな、というのは日本人的価値観かも知れないが。)

愛深き故、ガラスのハートであるのは否めない事実なのかも知れない。

彼らの育つ環境は、日本人の比にはならないくらいの愛情をその文化として親から受け取ってきている。

それは主に言葉と態度で。

言葉というのは上記したが、その他には一番はやはりアモーレとも子供に呼ぶし、テゾーロ(宝物)とも呼ぶ。女の子であれば、お父さんは必ず娘をプリンチペッサ(お姫様)と呼ぶ。

誕生日には盛大なパーティーを開き、プレゼントの山は親戚中から貰える。

甘いお菓子はたくさん食べられるし、僕が一番驚いたのが、夜寝る前にはメレンダの時間といって、甘いお菓子とミルクを食べてからベットに入るのだ。

好き嫌いがあっても、基本的に、嫌いな物は無理に食べさせようとはしない。

そして個人主義は子供の内から育まれるというのは、親は子供の意見を尊重するのだ。それはわがままを言わせている、というのではなく子供が必要なものは親が決めずに、毎回子供に尋ねて決めるのだ。

また態度というのは、もちろん、キスとハグだ。

子供とのキスは、日本でもお母さんはするだろうが、しかしイタリアではお父さんもする。息子でも娘でも小学生くらいまでは。親が子にDammi un bacino!(キスをちょうだいっ!)と言って、唇同士でキスをする。

小学校は朝8時に授業が始まり、13時には終わる。給食はない。親は学校まで子供を迎えにいく。(因みに学校でも10時にメレンダの時間があって、各々お菓子を持っていく)

イタリアでは昼食が1日のメインの食事だが、現代社会では父親も遠くへ仕事に行っていたり夜まで帰ってこれない家庭も多い。
しかし、日本みたいに残業や時間外労働を良しとする文化はない。父親も家族との時間を何よりも大切にする。
週末はおじいちゃんおばあちゃんも揃ってみんなで昼食というのも珍しくない。

子供は何よりも大切に育てられ、さらに身内主義、コネ社会も相まってか、男の子でも鳥かごの中に入れられたように大事に育てられる。

それ故の愛情深さと自己肯定感の強さ、そして打たれ弱さなのかも知れない。

男性という性にとって、世間の荒波に揉まれて育たないというのは頼りなく見えてしまう時があるかも知れない。

しかし、女性という性にとっては、女性は根本が愛なので、それは自信となり、安定した土台をつくるのかもしれない。

それは、頼りない男性を支えなきゃという母性も働き、それ故にイタリア人女性は強く、そして女性として、母として強いのかも知れない。

弱さと愛が見せる芸術性

イタリアは、この小さな国の中に多くの神秘的とも言えるほどの芸術性を秘めている。

それは街角のカフェ定員でも、広場の絵描きでも、普通のサラリーマンにでも誰にでも。

イタリア人と触れ合ってみるとわかるが、彼らの感性の深さは逸品だ。

およそ全員がアーティストであると言っても過言ではないかも知れない。

イタリアで生まれ育った者はその繊細な価値観と感性によって、芸術肌を育んでいくのか。

それが世界的にも類稀なる芸術や美学、また作品や製品を生み出してきたのかも知れない。

イタリアは、ラテンの国としてよく兄弟国にスペインやフランスなどと比べられるが、イタリアが生み出してきた物は他の国とは比較にならないほど多く特徴的だ。

その有名な物を一例として挙げてみると…、

<車&バイク>

フェラーリ、ランボルギーニ、マセラッティ、アルファロメオ…etc
などの世界に名だたる夢のスーパーカーは全てイタリア製だ。

またバイクも、ドゥカティ、アプリリア、モトグッチ、…etc、などがあり世界的に有名だ。

<服飾ブランド>

これらは有名すぎるブランドだ。
グッチ、ドルチェ&ガッバーナ、アルマーニ、ベネトン、ヴェルサーチ、プラダ、フェンディ、ディーゼル、ヴァレンティーノ、フェルガモ…etc,

<発明品>

ピアノ、バイオリン、電話機、電池、望遠鏡、無線電信機、ジーンズ、…など他にも多数!
(ピアノはイタリア生まれであり、音楽用語やドレミ…♪、もイタリア語だ。)

<人物>

レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロ、ガリレオ・ガリレイ、カラヴァッジョ、マルコ・ポーロ、コロンブス、…他多数!

<その他>

ピザもイタリア発祥だ。ジェラートやティラミス、ニョッキ、ラザニア、またワインやチーズにサラミにパスタもたくさん独自のものがあるが、発祥といった意味で世界に与えたこのピザというものはもの凄く偉大だと思う。

他にもイタリアは建築が有名。建築に興味がある方にはイタリアはいくら見ても時間が足りないほど歴史建築に溢れている。ロマネスク、ゴシック、ルネサンス、バロックなどの建築様式は、中学校の社会科の授業で聞いた事あるものばかりだ!

また絵画や、彫刻、文学、演劇、詩などは数多くある。中世のルネサンス発祥の地。そしてオペラの発祥の地。

僕が知っているのもほんの一角。調べれば、まだまだ出てくるMade in イタリー!

皆さんも専門分野によっては、かなりイタリアと深いご縁があるはず。

そしてあなたが今使っているその製品も、その作品も、イタリアにルーツがあるのかもしれない。

まとめ

如何だったでしょうか?

イタリアの新たな一面を見出してもらえたら幸いです。

プレイボーイでも泣き虫でも、なぜか憎めない、彼らイタリア人の奥深さ。

そのバックボーンや長所も短所も知ってもらい、さらに興味を持ってもらえたら嬉しく思います。^^

2000年前から時間が止まっているとも揶揄されるイタリア。(笑)

しかし、多くの人々が行き交い、全ての道はローマに通ずるとさえ言われていた。

あなたはそこで何を発見するでしょうか?!

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パフォーマーYogi 二十歳の頃より世界を周る放浪の旅に出る。アジア、ヨーロッパ、アフリカと駆け巡り、そこでの出逢いからパフォーマーとして歩み始める。その後はイタリアに居を定め演劇芸術を学んでいく。豊富な経験と独特の感性から綴られる言葉は広く世の中を貫く。特技はバルーンアートとジャグリング、ハンドパン演奏!
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