海外に行くためには何が必要でしょうか。
今回はその中でも特に一番肝心で頭を悩ませるであるのは、
- パスポート
- Visa(ビザ)
- お金の持ち方
ではないでしょうか。
一つづつ詳しくみていきましょう。
目次
パスポートの準備
これが無いとどこにも行けない世界共通の身分証明証の最高峰です。
各自治体、市役所などで交付してもらえ、5年用、10年用がある。
有効期限に気を付けてください。残りの期間が短いと入国できない時があります。
外国に滞在中は常に携帯するように言われていますが、それだと無くすリスクがあるのも確か。
パスポートコピーを取っておいてそれを携帯するのをオススメします。
Visa(ビザ)の習得
ビザとはつまり通行手形です。
その国に入るのに、必要な入国許可証みたいなものです。
これは、国によって必要だったりそうでなかったり、また金額もまちまちです。
なぜかと言うと、これは自国と相手国の政治的な新密度に左右されます。とても仲の良い友好国だったり、たくさん援助をしていたりすると、Visa代は安かったり、必要なかったり。
しかし敵対していたり、仲の悪かったりするとその逆に習得困難だったり高額だったりします…。
ちなみみに日本のパスポートはとても良いです。ビザが必要な国が少なかったり、その金額も安かったりする事が多いです。
また日本人というだけで良い印象を持ってくれている国や人は多いです。
(因みにクレジットカードのvisaとは全く関係ありません)
・ビザの習得の仕方
訪れたい国の大使館に行きVisaの申請に来た、と言えば対応してもらえます。
Visa申請に必要な物は通常:
- パスポートコピー
- 顔写真
- お金(数千円ほど)
- 申請用紙(大使館に置いてある。Webでも取れる場合がある)
例えばインドに行くのに日本人はビザが必要です。
今あなたが日本にいるのならば、日本にあるインド大使館に赴き申請します。
だいたい1週間ほどで習得できると思います。また代行業者などを通じて取ることも出来ます。
しかし、もし今あなたがどこか別の国にいてこれからインドを目指す場合、その時はその国にあるインド大使館を探して行きます。
例外として、もし今いる国がインドと国交がなかったりすると大使館が無いので、別の国でインド大使館を探して行きます。
旅のお金の持ち方
海外旅行者にとってお金の持ち方は頭を悩ませるところでした。
一昔前まではトラベラーズチェックが盛んでしたが、両替する手間や結局持ち運ばなければいけない煩わしさ、無くしても再発行するのが面倒だったり、なので今はもう自然と消滅してしまいましたね。
では、現代ではどうするのが一番効率がいいか?
今は国際キャッシュカードが増えてきて、日本で使っている銀行のカードがそのまま海外のATMでも使えたりします。
その確認の方法ですが、カードの裏面に「PLUS」や「Cirrus」などのマークが書いてあるか見てください。
・PLUSはVisaと提携しています。
なのでVisaカードが使えるATMではお金が降ろせます。
・CirrusはMasterと提携していて、
なのでMasterカードが使えるATMではお金が降ろせます。
VisaもMasterも世界中を網羅しているので、アジアの辺境から、アフリカの秘境まで大抵どこでも使えます。
*銀行によっては、カードを海外で使うには手続きが必要な場合もあるので、自身の銀行に一度確認してみましょう。
自分が旅していた2005年の当時、僕は新生銀行のキャッシュカードと三井住友銀行のVisaクレジットカードの2枚だけを持って世界中を旅していた。
新生銀行のキャッシュカードは日常用。
Visaクレジットカードは非常時の為に持っていた。
クレジットカードはたまに使ったけれど、ほとんどはキャッシュカードだけで問題なく使えていました。
ただやはり、機械トラブルや何が起きるか分からなくて怖い、また結局は現金が物を言うというのは当然です。
なので多少の現金を持っていると安心ですね。
そういう場合はアメリカドルがやはり強いです。特に貧しい国に行くと、その国の通貨はあまり信用が無いのでそこの人々もあまり受け取りたがりません。
なのでドルで払いたいと言うと、たいていはみな快く承諾してくれます。
その時はレートをしっかりとチェックして払い、損のないようにしましょう。でも多少多く払うのもチップであり、気前の良さかもしれませんが!^^
ドルは細かい数字のものを用意しておくと良いです。1ドル札、5ドル札、10ドル札があると便利ですね。
またあくまでも非常用なので多く持っても300ー500ドルくらいかなと思います。
カードを使う最大の理由は、スリや強盗対策の為ですから!
現金は、様々な場所に分散して隠し持ちましょう。
僕のお勧めは、隠しベルトです。
*海外ではカードのスキミング被害もよく聞きます。
ATMを使う際には、変な装置がそこに取り付けられていないかなど入念にチェックしてから使いましょう。
また暗証番号は必ず手を覆って打ち込みましょう。小さなカメラが仕掛けられている場合もあります。
そして頻繁に出入金明細をチェックしましょう。被害があった場合、すぐにカード会社などに連絡を入れれば、被害分は請求されないで済むケースがあります。
航空券の選び方
今の時代は、飛行機がだいぶ安くなって、アジア諸国やオセアニアへと行くならばすごく便利になりました。
LCCと呼ばれる格安航空券は、2000年代初頭よりヨーロッパで流行りだし、その先駆けとなったのはイギリスのRyan airとEasy Jetじゃないでしょうか。
ロンドンーパリ間を10ユーロでフライトしていたのには驚愕しました!
ただ、荷物の制限があったり、機内サービスが無かったり、また飛行機が欠航したなどのトラブルの際などにサービスやフォローがそこまで付随されていないので注意が必要です。
また安いからと言って安全性が心配されますが、そこは通常以上の配慮がなされているかと思います。
今までに格安飛行機での大きな事故は起こっていません。
また世界一周航空券というのも登場し、世界一周をプランしてくれたり、本当簡単に旅できるようになりました。
そういうので無くて、とりあえず旅に出てから考えたいという人は、お勧めはまずはタイのバンコクに行く事ですかね。
タイのバンコクはアジアのへそとも呼ばれている場所で、バンコクから世界中の様々な場所へと飛行機が出ています。
そしてその料金も安いのです。
電化製品について
もう一つ頭を悩ませるのが電子機器などで、その充電です。
カメラに携帯に音楽プレーヤー。またPCやタブレットなども。
しかしみなさんご存知でしたか?今、日本で日常的に使っている電子機器の充電器は、海外の電圧そして周波数にもたいてい対応しているという事を。
日本は100ボルトです。
しかし、ヨーロッパなどは倍以上の220〜240ボルト。
他の多くの国と地域でもそれくらいが普通です。
周波数も50Hzだったり60Hzだったりします。
その為に一昔前までは重いコンバーター(変圧器)というのを使って、日本製品に合うボルト数まで下げていたのですが、今の時代は売られている製品はすでに240ボルトまで耐えられるように作られています。
その確認方法ですが、写真の赤線の所に注目してください。
100Vー240Vとあります。
そして50/60Hzと。
これらはこれらの範囲内で使用できるという事です。つまり海外でも直接そのまま使えます。
しかし今でも対応していない製品もあるので、必ずあなたの持って行く電化製品を確認してくださいね。
特に電気使用量が多いドライヤーやアイロン、炊飯器などは注意が必要です。
日本は世界一ボルト圧が低いと言うことも覚えておいてください。(海外で使うと熱くなりやすい)
安全を考えるならば、旅行用品店などで海外使用になって売っている物や、現地で調達するのも一つの手です。
また、途上国の電圧は不安定な供給が多いために、本当に万が一を考えるのならば精密機械にはコンバーター(変圧器)を通すと良いのですが、これがまた重い!!
海外旅行はいかに荷物を減らせるか、軽くできるかが勝負なので、ここはかなり頭を悩ませるところです。
個人的には、普通のバックパックや旅行のような旅であるのならば必要ないと思います。
コンセントプラグの形状
しかし、コンセントプラグだけは、国ごとに変える必要があります。
物理的に差し込めないですからね….。
これが厄介で、いろいろな国へと行く予定がある場合は、国によって変えなければいけません。
日本で準備するならばプラグは空港で売っています。また今では街の電気屋さん、さらにダイソー百均などでも売っています。
(もしその国で用意する場合は、金物屋さんにあることが多いようです。)
しかしいちいち色々な形状のを用意するのが面倒くさければ、全ての形に変化するマルチプラグが便利です↓
以上、不明な点があればご質問くださいね。
みなさんの旅が素敵なものになる事を願って♪