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禁煙の仕方。一日一箱吸っていたボクがタバコをやめた方法。

禁煙。タバコのやめ方

こんにちはヨギーです!

突然ですがみなさんはタバコは吸いますか?

ボクは吸っていましたが、今ではスパッとやめました。

しかし正直難しかったし大変でしたね。これをお読みの方々の中にもやめたくてもやめられないと悩んでいる方がいるのではないでしょうか?

タバコは嗜好品である一方、その中毒性と体への負担は大きいですよね…。

今では病院でも禁煙外来なんてのがあったり、それだけやめる難しさを物語っていると思います。

今回はボクがタバコをやめた方法をお伝えしたいと思います。

タバコの魔力

愛煙家の方はたくさんいると思うのですが、ボク自身のタバコ歴を少しだけ。

ボクは22歳の時から吸い始め、およそ12、3年ほど吸っていました。

一般的に比較すれば短いのかもしれませんが、期間はいずれにせよガッツリとニコチン中毒にハマっていて、最初の数年は一日一箱は吸っていました。

特に朝起きたときの最初の一本目は美味しいですよね。

コーヒーと共に、テラスに座りながら一服。

これ、最高かもしれません。

これを覚えてしまった以上、どんどんとタバコの魔力にハマっていきました。

 

その後はヨーロッパに行っていたので、巻きたばこを吸っていました。

巻きたばこは、普通のタバコと違って味がしっかりとするんですよね。

旅をしながらだったので、いろいろな国のタバコを吸い比べたりなんかしていました^^

タール6〜8mgくらいのが好きで、気に入ったタバコを見つけると、嬉しくなりそればかりを吸っていました。

先進国ほどタバコモラルは低い?

日本も今でこそ路上喫煙はかなり厳しくなりましたが、12、3年前当時はもっとゆるかったですよね。

ヨーロッパでは店内では吸えないけれど、外ならばどこでも吸えるというのが一般的でした。

そんな中、ボクは旅をしていてアフリカへと歩を進めました。

 

ボクの行った西アフリカはあからさまに生活のレベルが低く、泥の壁にトタン屋根の家が多く立ち並んでいたりするところもあります。

その分人々もおおらかで、細かいことを気にしなく、社会もゆるい感じです。

 

しかしどうでしょう、そんな道端でタバコを吸っていたりすると、そこを通り過ぎる多くの人は嫌な顔をします。

バス停でバスを待つときにタバコを吸っていると、人々に煙たがられます。

あれ?確かによ〜くみると現地人でタバコを吸っている人はそんなにいないんですよね…。

 

ある時に、出会い仲良くなった現地の人に言われました。

『Hey brother、それは正しいものかい?』

タバコを指差して…。

 

ボクはなんとも言えずに、黙りこくっているしかありませんでした…。

 

知識も教養も日本で育った僕らの方が良いものを受けているはずなのに、でも人生の根本的なことを忘れてしまっているのかも…。そう思いました。

いろいろと考えさせられた瞬間でしたね。

タバコのやめ方

さて、ここからは実践としてお話ししたいと思います。

タバコがやめられないのは、その中毒性と意識の問題からではないでしょうか?

意識というのは、休憩時間だからタバコを吸うとか、ご飯を食べたからタバコを吸うとか、もうそうすると決めてしまっている部分です。

まずはこの意識を変えるところが大切になってきます。

①惰性をなくす

その一番やりやすい方法が、まずは本数を減らすことだと思います。

よくある方法でもありますが、効きます!

もし、一日20本吸っていたらまずは10本半分にしてみてください。10本以下だった方はさらにもう少し減らしてみてください。

 

そうすると気付くはずです、無駄なタバコを吸っているということに。

いやもうすでにお気付きの方も多いと思いますが、一日の内に、本当に美味しく吸えるタバコってほんの数本ですよね?

けっこう惰性で吸っちゃって、さっき吸ったばかりなのにまた新しいの火付けちゃって…。

でもそのタバコってたいして美味しくないし、なんか罪悪感だけ残りませんか…?

本当に美味しく吸えるタバコを求めてまずは意識して吸いましょう。

 

②食後すぐに吸わない

食後の一服って美味しいんですよね。

これもタバコをやめられない理由の大きな一つだと思います。

けれど、もし本当に禁煙しようと思うのならば、これをまずは実践してみてください。

食後30分経ってから吸うです。

 

人間、突然にしちゃいけないと言われると、それがさらに過大欲求へと繋がっていきます。

特に、タバコは美味しいという感情も強いので、突然禁煙してもう吸わないとなると、ますますストレスは大きくなりそれに耐えかねて数日で辞めちゃうんですよね。

まずは少しづつ、そして意識を変革させていくのが大切です。

この食後30分我慢、というのはとても理に叶っていて、吸っちゃいけないわけじゃないんだけど、今すぐは吸えない。

でもすぐ後で吸えるので我慢できるわけです。

 

そして、30分後に本当に吸ってくださいね!

そしてその時に、そのタバコの味をどう感じるかをしっかりと感じてください。

 

実は、もうそんなに美味しく無くなっていたりしませんか?

『あれ?思っていたほど…』

これ不思議なんですが、もしかしたら食後の脳は欲求のみが強くタバコの味を勘違いさせているのかもしれませんね。

一度落ち着いた脳ではきっと、物事の正確な’’味’’を検知しているのかもしれません。

であるのならば食後すぐのタバコ、それはタバコ本来の味ではなく、そのシチュエーションに酔っているだけなのでは?

一度待ち脳を落ち着かせてから吸う、そしてその瞬間、今まで食後のタバコは美味しいんだって思い込んでいた自分の脳に意識の変革が起き始めています。

 

これは何にでも応用できてタバコを吸ってると、手が空いた隙あらばすぐに火を付けてそれに満足してしまいますが、一瞬待ちましょう。

今吸えるけど、10分待ってから吸おうとか、自分の中でちょっとしたルールを作っていくと、この無意識の部分に大きな変革が起きてきます。

 

③午前中吸わない

食後30分タバコに慣れてきたら、是非次はこれを実践して欲しいんですが、それは「午前中吸わない」ということです。

これはいろいろな理由があるんですが、まず第一に、朝起きてからの午前中は、タバコを吸うと体や肺に受けるダメージがより大きからです。

最初は慣れなくても、午後になれば吸えるという喜びや、楽しみをとっておくとか遊び心を持って、少しづつ意識を変えて行ってみてみてください。

タバコのやめ方〜さらに進んで

上記の項目を数ヶ月かけて少しづつ実践して、自分の頭に入っていた意識を変えて行ってみてください。

さて、ではここから次はより深く切り込んで行ってみたいと思います。

④一日禁煙してみる

これは集中力や自分に自信を持たせる効果があったりするのですが、もし午前中そのままタバコを吸わずに過ごせていたら、ある時に、今日はこのまま18時まで吸わないでおこうとか、一日吸わないでおこう!とかやってみてください。

これも、この先もう吸えないと思うとストレスや悲しさが出てくるので、また明日になれば吸えるし!と喜びを持つ事が大切です。

途中で何度か落ち着かない瞬間が出てくると思いますが、意識をタバコに持って行かれないでください。これが集中力(自己コントロール)を養います。

そしてまた次の日、もしくは、0時と決めていたら0時を過ぎた時に吸ってみてくださいね。

これは、明日やるぞと決めて取り掛かるより、その日のノリみたいので突然やった方が良いと思います。

 

⑤誘惑のある環境に入らない

タバコはどうしても、朝のコーヒーや、夜お酒を飲んだりすると欲しくなってしまったりします。

ボクとしてのアドバイスは、まず朝のコーヒーは、

そもそも午前中は避けた方がいいタバコ。なので、朝の時間はコーヒーを飲んでも、テキパキとやることやって体を動かしてしまいましょう。すると意識がタバコに向かないので、自然と時間が流れて行っています。

もしくは、コーヒーを飲まないという手もあります。

オレンジジュースとかだとタバコは吸いたくならないし、さらに言うと食事も日本食を食べていると、脂っこくないのでそんなに吸いたいと思いません。(納豆、味噌汁、蕎麦などベスト👍)

実はボクは5年間イタリアに住んでいたんですが、イタリア食は、食後、と〜ってもタバコを吸いたくなります。

脂っこさが原因だと思います。日本食は食べ終わった後も全くそうならず、さっぱりしているからタバコも合わないんですね。(伝統的な日本食)

禁煙をするならば、一つに何を食べるかもその助けになるかもしれません。

 

そして夜のお酒ですが、これはかなり誘惑大です。

ボクとしては無理せずに吸えばいいと思いますが、お酒とタバコって無駄にバカバカ吸ってしまうことって多くないですか?

なのでここでまたマイルールを一つ作りましょう。

例えばお酒の席が数時間あったとして、タバコを吸うのは飲み終わったあと最後に一本とか。

今は我慢して、でも最後にちゃんと吸えるよって思っていれば人間不思議と我慢できるし、楽しみが増えます。

または吸う分だけを持って行くのも自分を抑える一つの手ですね。

あとは、タバコを吸う人と飲みに行かないという選択肢が取れればそれに越したことはないですよね。やっぱり目の前で吸われるとキツイですよね。

もしくは座席で吸えなくて、吸う時は喫煙所に行かなければいけないとかだと、自己コントロールしやすくなると思います。そういった飲み屋さんを探しましょう。

 

⑥あなたにとって究極の一服は日に何本?

最初は半分に減らすところからスタートし、美味しいタバコを求めたり、無駄打ちを減らしていくと、自分にとって究極に美味しい瞬間っていつで何本あると満足っていうのが見えてくると思います。

ボクにとっては、夕方の一本と、夜の一本、それがどんどんと減らしていってたどり着いた本当に美味しい瞬間でした。

 

もしかしたらお医者さんは一日にそれくらいだったら吸っても良いよという人がいるかもしれません。

(ボクは昔健康診断でそう言われました^^)

また人によっては、せっかくの嗜好品でもあるタバコだから、完全にやめてしまうのは悲しい、という人もいます。

ストレス発散や、アイデアの降りてくる瞬間でもあったりしますからね。

また罪悪感を感じて吸うよりも、幸せを感じて吸えば体にとって毒とはならない、という考えもありますよね。

なので、究極まで絞れたのならば、一日にそれだけを吸うのは良いかもしれません。

 

ここは、ご自身の目標と、周囲の環境などをみて決めてくださいね。

 

さぁ、禁煙!最後の一歩、完全にやめるには?

ではここからは、完全にタバコをやめたいと思っている人向けに書いていきたいと思います。

ボクの場合、上記したように、夕方の一本と夜の一本を最後は吸っていました。

しかし禁煙に向かって突き詰めていくと、最終的に夜一本吸えれば幸せという感じにまでになったのです。

 

一日一本ならばもう吸わなくても一緒だよね、ってたまに言われたりしますが、ところがどっこい、それはまったく逆なのです。

一日一本でもタバコはタバコで、吸っている満足感、吸えていることに至福を覚えるのであって、それが完全に無くなってしまうことはなんとも悲しいことなのです。

食後30分後にお預けにしていた喜びが、突き詰めていって夜の一服になるのであって、一日一本でもそれは大きなものでした。

 

しかし、実は最後の方は正直、夜の一服も美味しいと感じない時の方が多く、せっかくの吸える時間なのに何か残念にも感じていました。

それでも結局吸う事は辞められなく、美味しくなくても、その時間その行為が何か自分を慰めてくれているようでなかなか辞められませんでした。

 

これを最後に断ち切ったのは、ボクにとっては最後の意識の変革でした。

タバコはどう取り繕ってもこれは依存するものであり、それは個人個人の心の中にある満たされない想いがタバコを通して発散されていて、最後は精神的な成長が不可欠なように思います。

家族や恋人、友人、仕事、社会に対して満たされない想い。

そして執着や甘え、不安、依存心、他人軸、自己否定などによるもの。

 

今でもまだまだこれらはボクの中にありますが、最後にタバコを断ち切れた時、それはボクが山に行った時でした。

人間社会で繰り広げられるさまざまな競争を抜け、自然の中で天と地を感じ大自然と精神が繋がった時、もうそれは必要ない、その想いが自然と湧き起こってきたのです。

それ以降、タバコは辞められました。

自然な流れでした。

 

無理なく、続けることを!

ここに紹介してきたのはあくまでもボクのやり方であり、いろいろと考えながらやってきた結果でした。

全員にこのやり方が当てはまるかはわかりませんが、参考にしていただけたら幸いです。

ボクの方法は無理なく少しづつ本数を減らしていく方法。自己をコントロールし、自然と準備ができた時に手放せる、というものです。

決して無理なく、たまにはバカバカ吸っちゃう時があっても良いです。それでもその方向に向かって想いを持って着実に歩んで行ってくださいね。

ちなみに、ボクは5年くらいかけてきていますから^^

まとめ

これをお読みの皆さんが禁煙に成功することを願っております。

でも、とは言いつつも成功も失敗もないのではないのかなとも思います。

モノもタバコもそうなのですが、大量生産大量消費のスタイルが悪の元凶になっているような気がします。

タバコも、無限にあると思わずに一本一本を丁寧に味わって吸えば、ストレス発散などの貴重な薬になるし、しかし逆にいくら体にいいものでも取り過ぎれば病気になるのと同じことのように。

目の前のものに感謝して大切にいただく。

そうしている内に自然な流れから今の自分にとって必要なもの、不必要なものが選ばれていくような気もします。

なのでまずはやはり一本一本大切に、心の声を聴きながら吸って行ってみてくださいね🍀

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