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元宵節ランタンフェスティバルの由来と歴史。台湾でのオススメの場所も!

台湾元宵節

こんにちはYogiです。

1月の下旬から台湾に来ています。

こっち中華圏では「春節」と呼ばれる旧暦のお正月休みまっただなかです!

春節は1週間ほど続き、その後は2週間ほど『元宵節』と呼ばれる『ランタンフェスティバル』が続きます!

しかし、そもそもこの元宵節とは?ランタンを飾る理由はなんなのでしょうか?

ちょっと気になったので調べてみました。

元宵節とは?

元宵節(げんしょうせつ)とは、旧暦の元旦から数えて15日目の満月の日の事です。

2週間以上続いたお正月の最後のイベントにランタンを飾ります。

家族一同が集い、みなで御馳走や「元宵」というお団子を食べます。

丸い形が家族円満という事で縁起がいいそうです^^

引用:http://chugokugo-script.net/

元宵節の由来は?

元宵節の由来は、漢代にさかのぼります。

漢の文帝が正月の15日に戦いに勝利した事、それを民衆と共に祝ったことから始まった行事だそうです。

その後、道教や仏教とも混じり合い、今の元宵節となっていったそうです。

時代が下るごとに、隋、唐、宋とさらに大きな行事になり、町のあちらこちらに華やかさを演出するために提灯が飾られるようになっていきました。

ランタンを掲げるもう一つの由来『天鵞説

しかし元宵節は古い習慣のようで、調べてみるといろいろな諸説がありはっきりとしないところがあります。

これも有名な言い伝えとして残っているので紹介します。

【天鵞(てんが)説】
天界に仕える「鵞」(白鳥)が地上に降りた際に、1人の猟師が放った矢によって傷つけられてしまいます。最高神である「玉皇大帝」はそれを知って怒り、正月15日に地上を焼き払おうとしました。その計画を知ったある仙人が、地上の人々に「正月15日に家々で松明を燃やし、提灯を灯せば厄災を逃れることができる」と伝えます。

人々は仙人の言葉通りに正月15日に松明を燃やし提灯を灯すと、仙人は玉皇大帝に対し「すでに地上は焼き払った」と報告しました。玉皇大帝が地上を見下ろしてみると、地上は赤々とした炎に包まれているように見え、その報告を信じます。それにより、玉皇大帝によって地上が焼き払われなくて済んだということです。

引用:https://inboundnow.jp/

台湾のオススメ!元宵節を祝う地域

引用:https://newtalk.tw/

「平渓天燈節

ランタンフェスティバルといえば、無数のランタンを天へと飛ばす写真を見たことがあるかもしれません。
しかし、これはどこでもやっている訳ではなく、台湾だと有名なのは台北近郊での「平渓天燈節」ですね!
これはものすごく有名なので、その分迫力も満点です!

台湾ランタンフェスティバル

引用:https://www.travel.co.jp/

毎年台湾内で開催場所が変わる大規模ランタンフェスティバルもあります。
今年は台中で行われます。
ランタンを飛ばすといった催しはないけれど、期間中は多くのオブジェにライトアップされた会場内がとても煌びやかに演出されます。
https://theme.taiwan.net.tw/2020TaiwanLantern/jp

鹽水月津港燈節

台南から車で1時間ほど北に位置する鹽水。
ここでも毎年春節の前後一ヶ月間、ランタンフェスティバルが開催される。

ヨギーはご縁あり、何度かここに足を運んでいます。穴場だしオススメの場所です!

日本のランタンフェスティバル

また日本でも長崎で30年以上前からランタンフェスティバルが開催されています。

長崎新地中華街をはじめ、湊公園、中央公園、眼鏡橋周辺、浜市・観光通りアーケードなど長崎市内の中心部に約15,000個にも及ぶ極彩色のランタンや、大型オブジェが飾られ街を彩ります。

https://www.nagasaki-tabinet.com/event/51795/

まとめ

調べてみると、ものすごく古い歴史のある元宵節。

さすが中国!ですね^^

中国人にとってこの春節からのお正月の日々は一年の行事でもっとも大切なものだそうで、街はお祭りムード一色になります。

(しかし日本のお正月みたいな厳粛な雰囲気ではないが)

みなさんもいつか一度訪れてみてくださいね!

ランタンで飾られた街は幻想的なムード満点!中華風ロマンを味わいましょう!*^^*

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