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【7月】成田空港検疫は?PCR検査から帰国までの流れ徹底紹介!

先日の7月9日、台湾よりついに帰国しました。

1月から行って以降足止めをくらっていたのですが、その中でいつ帰るのがベストかタイミングを伺っていました。

そして帰国においては大きな不安がありました。

それは、成田空港でいったいどんな扱いをされるんだ!?、という…。

4月の非常事態宣言後、海外からの駆け込み帰国者で溢れ帰った成田空港では、人々はベルトコンベアの前で寝ていましたね。

隔離され、長時間待たされ、家に帰れずに心身ともに疲労困憊のようす…。

それはさすがに解消したようですが、しかし現在では空港到着後からその後どういったステップを経て帰宅できるのでしょうか?

大まかな流れとしてはこのような感じですが、飛行機の到着→PCR検査→帰宅。

ここではその全行程の詳細と最新状況をお伝えしたいと思います。

海外から帰国される皆さんはぜひ参考にしてみてください。

 

*関西空港やその他の空港でも、だいたいは同じ行程を辿ることになると思います。

 

PCR検査の変更!

<8/2追記;>

7月の最終週あたりからPCRの検査方法が変更されたようです。

鼻に綿棒を入れて検査する方法から、唾液検査になったようです。

検査結果も30分ほどで出るようです。

しかし待ち時間の方はこの記事でも紹介していますが、他の飛行機と被るかどうかによって大きく左右されるようです。

飛行機の到着からPCR検査へ

まず飛行機の中にいる時点で、これらの書類が配られて記入する必要があります。

なぜ世界一のコロナ優秀国台湾が指定国に入っているのか納得がいかないが…!

入国後14日間は自宅待機となる。

しかし飛行機で寝てたりして起きてから慌てて記入しなくても大丈夫。

なぜならば、この後列に並ぶので待ち時間があります。

 

まず降機ですが、ボクが乗っていた飛行機(タイガーエアー)では、2列づつ降機していきました。

例えば、

『7列目、8列目の方どうぞお降りください。』

そして少ししてから、

『9列目、10列目の方どうぞ….』

といった感じで。

 

そして飛行機の外に出た廊下でまた待ちます。

20〜30人くらいのグループになったところで前に進む許可が出ます。

 

そしてしばらく進んでいくと、今度は通路に椅子が並んでいて、そこでまた待ちます。

歩く歩道があって、いつも颯爽と駆け抜けていくところですね。

トイレに行きたい人はここで行っても大丈夫です。

ソーシャルディスタンスをしっかりと取ります。

 

そこで少し待っていると、また前に進む許可が出てグループ全員で前に進みます。

そうして見えてきたのが、こちらPCR検査場。ここがいつもニュースなどで話題になる日本を守る壁ですね!

番号が降られた椅子に、前の人から順番に座っていきます。

質問表はここで呼ばれるまでに記入しておきましょう!

 

順番に呼ばれていくと、前方のデスクで一人づつ簡単な問診があります。

質問表を提出し、いろいろと聞かれます。

どこに行っていたのか、いつから行っていたのか、など。

そして自宅待機の要請書にサイン。

またLINEを通して厚生労働省とやりとりをする為に、個人情報の取り扱いについての同意書にサイン。

(LINEでなくても電話でのやりとりもできる。AIを使った自動音声通話とのこと)

検疫の要請書にサイン

LINEで厚生労働省とやりとりをする為に、個人情報利用の同意書にサイン

ここで3、4分ほど問診を受けた後に、いよいよPCR検査へと入ります。

この時に、試験管を受け取ります。そこには自分の名前がすでにシールでプリントアウトされ貼ってあり、名前が合っているか確認します。

 

MEMO

*ちなみに検査結果ですが、午前中に検査を受けた人は、当日夕方には結果が出るそうです。(18時以降くらい)

 

検査結果を聞いて帰ることもできるし、聞かないで帰ることもできます。(←ここちょっとおかしく感じますが、空港に人が溢れてしまわないためにでしょうか…)

 

聞かない場合は、後日結果の連絡が来ます。

その選択は検査前に聞かれ、ボクは迎えがあったので後日を選びました。

(次の日の夕方頃にはメールで来て、無事「陰性」と書かれていました^^)

現在の変更点

<8/2以降>

現在の唾液検査の場合は30分ほどで結果が出るそうで、みなさん結果が出てから開放されるようです。

(結果が陰性でも14日間はバス電車等は使えないし自宅待機は変わらず。下記参照

PCR検査へ

PCR検査場は、問診を受けたすぐ先にあります。

まずは熱を測ります。

 

平熱ならばそのまま検査場へ。

防護服を着た方が、一人に一人付きます。

名前の確認をされ、問診場で渡されていた試験管を渡します。

再度名前が合っているか確認します。

 

その後は、慣れた手つきで片鼻に綿棒を入れられます。

力を抜いて楽にしているといいです。

感覚としてはもぞもぞくすぐったくちょっとツーンとくる感じ。

Mっけのある人ならば痛気持ちいいかもしれません(笑)

 

5秒で終わります。

終わったら、この紙をもらえます。

そして入国できる

ここまで来たらもう面倒なことは終わりです。

この先に、イミグレーションがあり、入国する事ができます。

日本人であれば、自動化ゲートで一瞬で入れますね^^

そしてスーツケースなどの預け荷物を受け取ります。

これから帰国する人へ、PCR検査待ち時間の読み方

ちなみに待ち時間ですが、どうしてもこのPCR検査の規模からして、到着飛行機が一気に重なると時間がかかってしまうのだと思います。

今回ボクが乗ってきた飛行機、空席だらけで乗客は50人も乗っていませんでした。

しかも朝早かった便のため、他の到着飛行機とも被る事なく、僕らの飛行機だけでした。

 

それでも、ボクがこれらの行程を全部終えるのに、40〜50分ほどはかかったかと思います。

もし乗客がたくさん乗った飛行機。さらに、他の到着飛行機とも重なってしまった場合…。

やっぱし、その時は数時間の待ちは起きてしまうかと思います。

 

ちなみに問診場のデスクの数は6個。

PCR検査場は3カ所でした。

ただ、成田空港は大きいので、ボクの降りた第二ターミナルの北ウィングはこうだっただけかもしれません。

 

もし、あまり待ちたくないと言う方、その努力として…、

などができるかと思います。

成田空港の飛行機の到着便を調べるにはこちらから→成田空港フライト情報

→羽田空港はこちら

→関西空港はこちら

検査が終わり、入国した後は?

さて、PCR検査が終わって帰宅ですが、2つのパターンに別れます。

*ここで注意なのは、タクシーを含め公共交通機関を使えないと言う事です。(ハイヤーは可能)

なので、ここからどう帰るかが正念場ですね。

その2つのパターンですが、

 

パターン1:自力で帰れる人たち

自分の車、ハイヤー、レンタカー 。

また家族や友人に迎えにきてもらって自力で帰れる人たち。

自分で予約しているホテルに行く人たち。

 

パターン2:政府指定のホテルに行く人たち

検査結果が出るまでの間、国の負担で近くのホテルに泊まる事ができます。

迎えのバスが来てそこに乗り込みます。

 

ただ、国が料金を負担してくれるのは、検査結果が出るまでの間。つまり1泊か長くても2泊までです。

しかし僕たち海外帰国者はPCR検査結果が「陰性」でも、その後14日間の自粛は余儀なくされているので、その後の日数分は自腹でホテル代を払うことになります。

ホテルによっては、「帰国者向け送迎付き14日間待機プラン」なんてパッケージを出しているホテルもありますが、数万円〜十万円ほどの出費が出せる人のみになると思います。

 

覚えておいて欲しいのは、検査結果が陰性でも、14日間はバス電車等は使えない…。

結局どう帰るかが問題なのです…!

*唾液検査の結果、陰性でもここでは同じです。公共交通機関は14日間は使えません。

 

どうしても迎えに来てもらえない、という人はレンタカーが一番現実的じゃないのかなと思います。(レンタカーで乗り捨て)

この場合の注意点としては、帰国者で混み合うとレンタカーもなくなってしまうそうで、早めの予約をオススメします。

レンタカー 参考リンク: 楽天トラベル

なかなか快適?!待機場はどんな感じ?

それではここからは待機場の中へと行ってみましょう。

ここにはニュースや誰かのツイートなどで見たことあるかもしれませんが、段ボールベットが立ち並びます!

待機場は、迎えが来るまでの間、外部と接触せずに待つ為の場所です。

レンタカーで帰る人や、迎えがもう来ている人はここで待つ必要はありません。

奥までならびます。

ソーシャルディスタンスをしっかりとって置かれています。

 

軽食ですが、食べ物、水もありますよ。

 

トイレに行くと、日本のはやっぱり綺麗でウォシュレットで感動です✨

 

まぁ、映像だけで見るとちょっと悲惨に見えますが、なかなかどうして快適でした!

安宿のドミトリーみたいなものかもしれません。

迎えが来るまでに時間があればここで足を伸ばして仮眠をとったり、空港Wi-Fiもしっかりと使えます。

寒ければ掛け布団貸してくれます。

4月の段階でニュースなどを見ていると、多くの帰国者で溢れてしまった為に、国の用意したホテルが足らずに、この待機所に宿泊していた人もいるようです。

けれどスタッフの方に聞いたところ、今はそこまでは混まないので希望者は必ず国の用意したホテルに泊まれるとのことでした。

 

それと、ちなみに嘘はつけません。

迎えが来るからと、一人でここを出ることはできません….。(それで勝手に電車に乗るとか。)

必ずスタッフが一人付いてきて、車に乗車するのを見届けられます。

補足:飛行機のチェックインから、機内の様子

最後にチェックイン時から機内の様子をお伝えします。

ここは台湾桃園国際空港です。

航空会社はLCCのタイガーエアーです。

 

カウンター前には赤いラインが引かれ、一定以上は近づけないようになっていました。

スタッフの方のカッパみたいな防護服が印象的でした。

手袋に、ゴーグルを付けている方もいます。

日本での住所連絡先を記入させられた。

コロナ優秀国と言われた台湾では街中でさすがにそこまで防御している人はいなかったので、初めて見るそれにいささかショックを受けましたね。

けれどここは空港なのでそんなものかとも思いましたが、本当にバイオハザードさながらの世界になってしまったのだなと色々と考えさせられました…。

 

さてセキュリティーを受けて、イミグレーションを出て無事出国。

朝一ではあるけれど、それでも誰もいずにガラ〜ンとしていました。

空港で働く職員や免税ショップなどの店員さんの仕事はあるのだろうか?

 

出発案内板には、未だに多くのキャンセル便。(赤色はすべてキャンセル)

果たして今までのような世界にまた戻れるのだろうか…?

 

出国ゲート前。

まばらだがまだこんなに日本人がいたのかと思った。

(この後もうちょっと来る)

 

機内の様子。

少ない乗客だがそれでも運行してくれていることに感謝🙏

客室乗務員のユニフォームがすごい。完全防備。

そして、なるべく人との接触を避ける為に、全てのサービスは行われていなかった。

ドリンクや食事など有料のものでも、受け付けていない。

 

ついに日本へと帰ってきた。

台湾で足止めされて以降、半年ぶりだ!

 

こちらは成田空港。

もろもろの検査を終えて待機所にいた後、ボクの迎えが来てようやく外に出れた。

時間帯にも寄るだろうが、人はほぼいなかった。

確かにこんな空港初めて見た…。

追記:帰宅後、保健所等から連絡が来る?

今日で帰国から4日経ちますが、その間保健所や、厚生労働省、市役所等からの連絡はありません。

LINEでのやりとりを申請したのですが、とくにLINEに向こうからメッセージが送られてくることもありません。

自らアンケートをスタートさせて、熱があるか体の不調等があるかどうか自己申告する感じです。

 

<7/17追記>

帰国して1週間が経ちました。

厚生労働省からの連絡ですが、一昨日LINEで向こうから連絡が来ました。

自分の携帯電話番号を入力し、ショートメッセージで来る4桁の番号を入力する認証方式で自分のことを登録しました。

それ以降、毎朝10時ごろ向こうからLINEが来ます。内容は初日からやっていたのと同じアンケートに答えます。

自らやっていたアンケートを、向こうからやって下さいと言われるようになっただけです^^

 

質問は2つだけです。

特に難しいことはなくシンプルです。毎日同じことを聞かれます。

厚生労働省のLINEアンケート内容

 

<7/24追記>

昨日で14日間の自宅待機期間を終えました。

この間、厚生労働省からのLINEは毎日朝10時に来ました。

上記したアンケートに答えるだけです。

電話やその他の機関などからの連絡等もありませんでした。

 

そして今日(24日)は毎朝の日課だったLINEはもう届きませんでした。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

帰国に関しては、空いている時期に帰れれば、そこまで空港で煩わされることはないと思います。

また空港職員の方もなかなか大変そうでした。クレームをつける人が頭を悩ませるところだと思います。

日本人は店員さんや働いている人に対してはわがままですよね…^^;

細かいことを気にしなければ、それなりに快適に過ごせるかと思います。

これをお読みの方々は、きっとこれから帰国されるのだと思います。

良いタイミングで、混まない時期に帰れると良いですね。

そして世界の国境が再び開かれることを願って🍀

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