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【JRパス引換の仕方】新幹線乗り放題の夢のチケット

みなさんは、訪日外国人のみが購入することができる「JRパス」というものをご存知ですか?

そのお得な金額設定から日本を周遊する外国人旅行者の必須アイテムとなりつつあります。

しかし日本人は買うことができなく、なので多くの日本人はその存在自体知らないこのJRパス。

しかし、もしみなさんに外国人の友人がいて、その彼らが日本へと来る場合、もしかしたらJRパスを購入して持ってきているかもしれない。

その時は、知らなかったでは済まされない大変な目に遭わない為にそのメリットと注意点をお伝えします。

JRパスとは?

まずこのJRパス、めっちゃ凄いんです!!

何が凄いか、簡単に説明するならば、なんと日本中のJRの電車・バス・フェリー、さらに新幹線を含めて乗り放題んです!!!

しかもこれは外国人、もしくは国外永住の日本人しか買うことができません….。(国外永住者は10年以上などの条件あり)

まるで夢のようなパスです!✨

JRパスの引き換え方法

ただそんな便利なJRパスですが、使えるようにするには一手間あります。

JRパスの購入時に貰った書類を窓口で引き換えてもらわないといけません。

英語言うにはアクティベートという言葉を用い、「Activate the JR Pass voucher」などと言います。

 

もしみなさんの友人がJRパス持っていたら、すでにパスをアクティベート(引き換え)しているかどうか確認してみてください。

アクティベートするには、日本国内でJRの窓口に行く必要があるので、そこに行ったかどうかでわかるはずです。

もしまだの場合、JRの引換所に行きましょう。

それは、みどりの窓口などと併設されている場合が多いですが、JRパス専用の窓口でしか行えないので注意が必要です

JRパス引き換えに必要な書類

JRパスの引き換えには以下の書類が必要です。

忘れるとできませんので注意してください。

JRパス引換所一覧とオススメの引換所

こちら全国の引換所リストです。

地方でも、大きな駅に行けば窓口が設けられています。

JRPassExchangeOffices

 

東京や大都市に共通して言えるのは、混雑に要注意です。

JRパスは、手続きに手間がかかります。

窓口に着いてから引き換えの作業のために、窓口の職員さんは色々な書類を作成します。

またこちらも色々な情報を記入する必要があり、全部の作業が終わるまでに人数にもよりますが、4、5人でも早くて10分くらいの時間はかかります。

さらに窓口の数ですが、その絶対数はみどりの窓口よりも少なく、時間帯によってはかなり混雑します。

これは本当にひどいのですが、例えば、みどりの窓口が10ヶ所くらい空いているのに対して、JRパスの窓口は2ヶ所とかしかないんです。

また、場所によっては1ヶ所しか設けていない場所もあります。

昨今の訪日外国人の数に対してまったく受け付ける側と体制が整っていないんです。

また時間帯によってその混雑度も変わります。

こちらが尋ねたところ窓口の方曰く、『午前中の方が混みますよ』との事だった。

JRパス引換所

オススメの引換所

オススメの引換所は、まずは成田空港です。

到着ロビー地下にあります。(第1第2ターミナルとも)

ここは大型で、窓口が10ヶ所くらいあります。

ここで引き換え出来そうならば、ここでしてください。

しかし混雑していると1時間以上の待ちもザラ。長いフライトをし到着後すぐにそれはなかなかの試練だと思います。

そしてタイミングが悪いと、到着したグループ全員がそのまま引換所に来てしまい、当然大混雑してしまいます。

 

そもそものシステムの問題だと思います。JRは早急に改善するべきです😡

余計な書類が多く、手続きが忙殺でスタッフにも負担が大きいと思います。

システムの古さを如実に現していると思います。(すごく日本的….)

JRパスの引換所は、東京圏ならば必ず『JR East Travel Service Center』書いてある。

もし、ここで時間を取られるようならば、ここは諦めて次へ行きましょう。

都内の大きな駅の引換所に行った方が時間的にも精神的にも楽だと思います。

*しかし、もし空港から成田エクスプレスを使い都内へと出たければ、成田エクスプレスはJRなのでこのパスで乗ることができます。

その場合はここで引き換えをするしかありませんが….。

 

では次に都内でオススメの引換所は、都内各所の大型の駅です。

午後の方が空いているようです。パスポートを必ず忘れないように。

東京と各主要都市の引換所、英語の案内図です。<exchange_station>

JRパスの使いかた

無事にJRパスをアクティベート(引き換え)できましたか??

晴れてこれで日本全国のJRが乗り放題となります!

使い方は特に難しいことはなく、ただ携帯していればいいです。

そして駅に入場する際は、自動改札ではなく窓口を通り駅員さんにそれを見せます。

出る時も駅員さんのいるところを通り、パスを見せて出ます。

電車はなにに乗ってもいいです。

新幹線も自由席であればそのまま飛び乗ってしまって大丈夫です✨

(唯一の問題は、一緒に僕らも彼らの旅行に付き添う場合、僕らにはJRパスが無いという点ですが….)

注意!JRパスでも乗れない新幹線がある

夢のようなチケットのJRパスですが、しかししっかりと制約が設けられています。

それは乗れる新幹線ですが、のぞみ』と『みずほ』は使えません…。

予約の仕方

『のぞみ』と『みずほ』以外の新幹線であればなんでも問題なく乗れますが、混雑期などは自由席だと座れるか心配ですよね。

その場合、JRパスでは追加料金なしで指定席も取ることができるのです!

窓口へ行けば、乗りたい新幹線を予約できます。

すでにアクティベート(引き換え)したJRパスであれば、みどりの窓口でも予約ができます。

それか引換所でアクティベート(引換時)と同時にそこで予約してもらうこともできます。(混雑していると嫌がられますが)

またはJR指定の旅行会社でもできます。

もし、旅行の全日程が分かっていれば全部の新幹線の予約をしてしまえるし、日程に変更が出た時もキャンセルに追加料金などはかかりません。

期間について

便利でお得なJRパスですが、使える期間が決まっています。

7日間、14日間、21日間

旅行の日数に合わせて、上手く使ってください。

例えば、引換所で引換えをした日を開始日としなくても大丈夫です。

今日引換えて、3日後を開始日にすることもできます。(最高1ヶ月先まで)

さらにそのまま引換所で開始日以降のチケットも予約ができます。

上手く使えばお得なんです!

ちなみに期間後の日付の予約は、期間内でもできません。

料金

僕らには関係ないですが(涙)、JRパスのその料金表を載せておきます。

国内と国外での販売価格が違うので注意です。(国外の方が安い)

また、購入した日から3ヶ月以内に引き換える事とあります。

グリーン車用のJRパスもあります。

<国外販売価格>
種類 区分 7日間 14日間 21日間
グリーン車 大人 38,880円 62,950円 81,870円
子供 19,440円 31,470円 40,930円
普通車 大人 29,110円 46,390円 59,350円
子供 14,550円 23,190円 29,670円
<国内販売価格>
種類 区分 7日間 14日間 21日間
グリーン車 大人 44,000円 71,000円 90,000円
子供 22,000円 35,500円 45,000円
普通車 大人 33,000円 52,000円 65,000円
子供 16,500円 26,000円 32,500円

 

まとめ

すごく便利なJRパス。

しかし、日本人向けには販売されていない為に日本国内ではその存在はあまり知られていません。

けれども、もし海外から友人などが来る場合などは、是非とも購入すると便利でしょう!

僕ら日本人としてはこのパスがある事で東京だけでなく日本全国各地の地方活性化にも繋がる事を期待したいですね!

JRレールパス路線図

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