毎年、春節の時期の一ヶ月間は台南市の鹽水という街ではランタンフェスティバルが催されます。
町の中心にある月津港を中心に様々なデコレーションが施され、夜になると綺麗にライトアップされて盛り上がります。
なかなか日本には紹介されていない穴場でもあるので、どうぞこの記事を参考の上遊びに行ってみてください!
目次
鹽水(塩水)ってどこにあるの?
ボクは今、鹽水という町にいます。
ここは台南から北へ40kmほど。
塩で有名な地区らしく町の名前も鹽水という。
(鹽=塩の旧字)
ここら辺↓
電車も近くに通ってないし、かなり田舎だし、なんでわざわざこんなところへ?
そう、ふだんは閑散としているのですが、この春節の時期に限っては違って
およそ一ヶ月間にわたりランタンフェスティバルが開催されているのです!!
けれどここはあまり情報もなく、なかなか外国人旅行者には行きにくい。
事実、台北や台南だとちょいちょい街中で日本人旅行者を見るけれど、ここ鹽水には全くいません!!
ボクはたまたま去年来た時に、台湾人の友人にここへ連れてきてもらってその存在を知りました。
鹽水月津港ランタンフェスティバル!
そしてこの春節の一ヶ月間!
鹽水の街の湖を中心に様々なオブジェが設置されて、夜はランタンと共にそれらがライトアップされて幻想的な空間に包まれます。
https://www.yuejinlanternfestival.com/
これが街の中心にある湖、「月津港」
細長く伸びていて、ここで毎年ランタンフェスティバルが行われます。
近くには日本家屋らしき建物。現在では映画館として使われている。
この街には、他にも日本時代の橋があったりと、日本統治時代の面影があります。
夜は幻想的に輝く月津港!
かなり大掛かりなオブジェや装置によって飾られているのがわかると思います。
地元企業や、また大学生たちによる制作だそうです。
湖の中への設置とかも大変そうですよね…。
そして水との反射や雰囲気は、さらに幻想感を増してくれます。
鹽水月津港地図
湖の周辺を歩くと色とりどりに飾られています。
鹽水月津港ランタンフェスティバルへの行き方
ここへの行き方としては、2通り考えられます。
電車か長距離バスかです。
電車ならば最寄駅、新営駅で降りてそこから路線バスかタクシー。
長距離バスならば、新営で降りてそこからタクシー。
一つづつ説明します。
新営駅からタクシーを使う
新営駅で降りたら目の前にいるタクシーで「鹽水月津港」とこの文字を見せれば連れて行ってくれます。
15分ほど。
料金は150元前後です。
(お祭りの時期はぼったくられる可能性あり。メーターを必ず確認しましょう。それか乗る前にいくらか事前交渉しましょう)
新営駅から路線バスで行く
もし、安く済ませたい場合は、路線バスです。
バス停は、新営駅の向かい側にあります。
ベンチが並んでいます。
チケット売り場もあります。
悠遊カード (Easy Card)があればバスで使えます。その場合はチケットを買う必要はありません。
バスの料金は、鹽水まで24元
鹽水に行くバスは「7407」「7408」「7410」
バスにはフェスティバル期間中多くの人が乗ることが予想されます。
混雑に注意しましょう。
新営は「新營」と旧字で書かれています。
そして台湾(中国)では漢字の違いも所々にあり…、
駅は「站」
電車は「火車」
なので電車の駅は「火車站」と表示されています。
長距離バスで向かう
台北や、台南から鹽水を目指す場合、バス会社によっては、新営に停まりそこで降りれます。(街の郊外)
現在、ボクが確認できているところで、統聯客運(Ubus)と和欣客運(ho-hsin)が新営に営業所を持っています。
ただそこからはタクシーとなってしまうので注意が必要です。
帰りの交通方法
帰りですが、電車は夜23時くらいには終電を迎えてしまいます。
その場合、上記した長距離バスを使えば、台北でも台南にでも帰ることができます。
オススメは和欣客運(ho-hsin)で、数年前にリニューアルされたばかりという営業所は大きくて綺麗で快適!
時間も24時間運行され、夜でも便は多い。
http://www.ebus.com.tw/stationsinfo/Sinying.html
ちなみにタクシーがあまりいなかったり、掴まらない時はコンビニから呼ぶことができます。
セブンイレブンでも、ファミリーマートでも、コピー機の横の機械から呼べます。
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わからなければ店員さんに『我想打車』と見せてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか!
街がランタンで彩られるこの春節の時期。
みなさんが素晴らしい一時を送れることを願っています。