アモーレの国イタリア?!男は本当にみんなプレイボーイなのか!?

Buon giorno a tutti!! (みなさんこんにちは!)

今回は愛の国イタリアより、アモーレ(愛)のお時間です!(笑)

まずみなさん、イタリアと聞くと何を思い浮かべますか?

食べ物?

車?

ファッション?

オペラ?

映画?

サッカー?

また、ヴェネチアのゴンドラ?

フィレンツェのドゥオモ?

さらに、シチリアのマフィア?(笑)

イタリアは小さな国ですが、その中にこれでもかってくらい文化や魅力が詰まっています。

国も長靴のような独特な形をしているし、そういった意味で日本とすごく似ているかもしれません。

しかし唯一違う点、いや似ているからこそ正反対の部分、それが感情表現ではないでしょうか。

特に、有名なのは恋人や家族に対する愛情表現。これはイタリア特有で他の欧米諸国でもここまでは見受けられません。

しかし、これこそがイタリア語を知らなくてもAmore(アモーレ)という言葉を有名にし、小さな国イタリアを広く世に知らしめている要因なのかなと思います。

挨拶のキスは必ず2回。男性同士でもする!

イタリアに行って見られる光景に挨拶時のキスがあります。

これは欧米の文化圏に行けば基本的にどこでもありますが、僕が今まで行った国々は基本的にシンプルでした。

それは、片側のほっぺにしかしないし、男性同士では普通しません。

基本的には、男性と女性。女性と女性。

男性同士ではかっこよく拳を付き合わせたりします。

 

しかし、イタリアに行くと性別に関係なく必ず左右のほっぺたにキスをします。

ほっぺ同士を軽く触れさせ、口で「チュッ」と音を出します。

唇をほっぺに本当に当てる事は基本的にしませんが、それは相手との親密度によって変わります。

 

そして男性同士でのキス!

これが最初慣れないとすごく辛いんですよ。

なぜかっていうと、こちらの男性はとても毛深いので普通ヒゲが生えてます。

ほっぺたを合わすと、そのヒゲが「ジョリッ」て当たるんです………。

まぁ、慣れますが。(笑)

 

そしてもちろんハグもします。

イタリアの文化にとって「キス」と「ハグ」はとても大切な慣習で、他の国々以上に大事にします。

それ故に、彼らは’’俺たちは温かいんだ’’と自負します。

恋人とのキスはどこでも当たり前!たまに目のやり場に困ることも

これも有名ですが、確かに彼らは本当にどこでもキスをします。

それが軽くするキスならばいいんですが、俗に言う「ディープキス」もよくします。

彼女が彼を試すが如く、彼が彼女を求めるあまり。

まるで愛というものを世間に見せびらかす事によって、幸せの波動を周りに伝えているんだ、とでも言うが如く…(笑)

そして社会もそれを認め、それがある事が素晴らしい事だという風潮があります。

また、こちらのカップルの特徴に、付き合っている期間がとても長い事が挙げられます。

2、3年と言われたら新しい方で、5年とか7年とか。また10年を超えるカップルも珍しくありません。

学生時代から付き合ってきて、そのままずっと一緒にいる。

どうですか、意外でしょう?普通のイタリア人は実はとても一途なんですよ。

イタリア人はプレイボーイと言われる由縁

プレイボーイという概念は何だろう?

イタリアに長く住んでいると根本的にそこが疑問に思ってきます。

ただ単に女性に声をかける事がプレイボーイなのでしょうか?

気さくに声をかけたり、喋ったりする事が?

ただ仲良くなったり、友達として遊んだりもする事だけもが?

それだけでそれを悪だと批判する事はできないと思います。

 

また、イタリアだけでなく、そもそも女性に対して積極的に優しくするという文化は世界中の多くの国々で見られます。

それはある意味、自然なものではないでしょうか?

女性の方も、男性から声をかけられるのを待っていたりもするものです。

 

そしてイタリアに関して特筆すべきは、イタリア語には相手に気さくに話しかけられる言葉と、愛情表現の言葉がたくさんあるという点です。

例えば、有名なのは『Ciao bella!』(チャオ ベッラ!)という言葉。

これは友人などと出会った時の挨拶文なのだけれど、その『bella』は美しい女性を意味します。

しかしこれは誰に対してでも使います。特に異性として意識していない人にでも。

 

さらに子供にでも使います。子供には、『bellina』(ベッリーナ)と語尾をちょっと変えて、可愛らしいニュアンスに変化させて。

男性には『Ciao bello』(チャオ ベッロ)と言い、『bello』は良い男などを意味しますが、通常の挨拶として頻繁に使うのであまり意味を気にすることはありません。

ちなみに男同士でも使います。

 

その他にも相手を褒める言い回しはたくさんあります。

そのいちいちに意味を深く捉えることはないが、言われて悪い気はしないし、潜在的に相手に好意を持つでしょう。

つまり彼らイタリア人は、男性も女性も、子供の頃からこういった愛情溢れる言葉をたくさん浴びせられて育つのです。

悪口は言わない

また、相手を否定する言葉は僕が覚えている限り聞いたことがありません。

例えば、『ブス』とか『デブ』とか、日本ではよく聞かれる相手の尊厳を傷つける言葉。

こちらでは陰口でも言わないし、男性同士で集まってもそういった表面的な事を否定する言葉はまず話題にさえならない。

恐らくそれはこちらの文化である、個人主義にも関わってくるのだと思います。人は人。つまりその個人を軽々しく否定する言動は、社会としてNGなのです。

個人主義

冒頭で記した公衆の面前でも気にせずにキスをするという文化、これもつまり個人主義の極みなところが大きいように思います。

イタリアは古代ローマ帝国から常に人と文化の中心であり、哲学や価値観がしっかりと育まれてきた場所です。

個人主義に関してそれをかなり尊重するし、小さな子供の内から自分の意見をしっかりと持つ事を重要視されるのです。

イタリアにおいて、「自分と他人」との境界線はとてもはっきりしているのです。

そして、それ故の愛の表現ではないでしょうか?

自分が’’好き’’という気持ちがあれば、誰に遠慮をする?

愛とは一番素晴らしい感情だ。それを伝えないでどうする?

それが女性に気さくに声をかける行為にも繋がっていくし、プレイボーイという異名を取る由縁に至っているのかも知れません。

 

言葉は文化を創る。彼らの言葉、イタリア語の中にはロマンスを感じるワードがたくさん含まれています。

また独特のイントネーションは詩的な表現をたくさん生んできました。

イタリアの演劇、詩、オペラは現代文学の礎を築きました。

ちなみにイタリアで24時間やっている店は、食料品店でもなく、ガソリンスタンドでもなく、お花屋さん🌸なんです。(冗談でなく!)

愛情深いイタリア人、それ故の欠点とは

愛の人、イタリア人。これは自他ともに認めるところですが、同時に厄介な点もあります。

それは何かと言うと、みなさんもご存知のように、イタリア人は男性は特にマザコンだということでしょうか…(笑)

良い歳をした大人でも親と一緒に住み、母親に甘えているし、家事をしてもらっている。

そして母親もそれを良しとし子供は幾つになっても子供という感じで受け入れている。

 

それは別に悪いことではないのだけれど、問題はそのメンタリティーの弱さでしょうか。

要は常に守ってもらっているんです。

そしてイタリア人一般の特徴として、浮き沈みが激しく、元気な時はこれでもかって程威勢がいいけれど、逆風が吹くとたちまち弱腰になって言い訳をして逃げ出してしまう時があります。

男でも泣くし、決して弱さを隠そうとしません。

(男は泣くな、というのは日本人的価値観かも知れないけれども…)

 

愛深き故、ガラスのハートであるのは否めない事実なのかも知れません。

そんな彼らの育つ環境は、日本人の比にはならないくらいの愛情を言葉や態度として親から受け取ってきています。

 

言葉というのは上記しましたが、その一番はやはりアモーレ(愛する人)と子供にも呼ぶし、テゾーロ(宝物)とも呼ぶ。女の子であれば、お父さんは必ず娘をプリンチペッサ(お姫様)とも呼びます。

誕生日には普通であれば、盛大なパーティーを開き、プレゼントの山は親戚中から貰えます。

甘いお菓子はたくさん食べられるし、僕が一番驚いたのは夜寝る前にはメレンダの時間といって、甘いお菓子とミルクを食べてからベットに入るんです!(虫歯にならないのだろうか!)

ご飯に好き嫌いがあっても、基本的に嫌いな物は無理に食べさせようとはしません。

 

そして個人主義は子供の内から育まれるというのは、親は子供の意見を尊重します。

それはわがままを言わせている、というのではなく子供が必要なものは親が決めずに、毎回子供に尋ねて決めるのです。

 

また周りと意見が違っても合わせる必要はないと考えます。

例え自分一人だけが周りと別意見になってもあなたはあなたの望む事をするべきだと考えます。

 

そして「キス」と「ハグ」による愛情表現は欠かしません。

子供とのキスは、日本でもお母さんはするだろうけれど、しかしイタリアではお父さんもします。子供が10歳くらいまではよく見られる光景です。

息子でも娘でも親が我が子にDammi un bacino!(キスをちょうだいっ!)と言って、唇同士でキスをします。

小学校は朝8時に授業が始まり、13時には終わります。給食はないです。

親は学校まで子供を迎えにいきます。(因みに学校でも10時にメレンダの時間があって、各々お菓子を持っていく)

イタリアではお昼ご飯が一日のメインの食事であり家で家族みんなで揃ってします。

その為にお昼休憩は4時間くらいあり食後のお昼寝であるシエスタもあります。

昔は父親も職場から一度帰ってきてみなでお昼を食べていたけれど、現代社会では職場も遠かったり、夜まで帰ってこれない家庭も多いようです。

しかし、日本みたいに残業や時間外労働を良しとする文化はなく、父親も家族との時間を何よりも大切にします。

週末はおじいちゃんおばあちゃんも揃ってみんなで昼食というのも珍しくありません。

ここでは家族が何よりも大切にされ、子供はその愛情を一身に受けます。

さらに身内主義、コネ社会も相まってか、男の子でも鳥かごの中に入れられたように大事に育てられます。日本みたいな精神論や根性論がないのは大きな違いでしょう。

そしてそれ故の彼ら特有の愛情深さと自己主張の強さ、そして打たれ弱さなのかも知れません。

しかし男性という性にとって、世間の荒波に揉まれて育たないというのは頼りなく見えてしまう時があるかも知れません。

逆に女性という性にとっては、女性は根本が愛なので、それは自信となり、安定した土台をつくるのかもしれません。

それは、’’頼りない男性を支えなくては’’という母性本能も働き、それ故にイタリア人女性は強く、そして女性として、母として強いのかも知れないですね。

弱さと愛が見せる芸術性

イタリアは、この小さな国の中に多くの神秘的とも言えるほどの芸術性を秘めています。

それは街角のカフェ定員でも、広場の絵描きでも、バスの運転手にでも誰にでも。

イタリア人と触れ合ってみるとわかるけれど、彼らの感性の深さは逸品です。

およそ全員がアーティストであると言っても過言ではないかも知れません。

イタリアで生まれ育った者はその繊細な価値観と感性によって芸術肌を育んでいくのでしょうか。

それが世界的にも類稀なる芸術や美学、また作品や製品を生み出してきたのかも知れません。

イタリアは、ラテンの国としてよく兄弟国にスペインやフランスなどと比べられるけれど、イタリアが生み出してきた物は他の国とは比較にならないほど数多くそして特徴的なんです。

 

その有名な物を一例として挙げてみると…:

<車&バイク>

フェラーリ、ランボルギーニ、マセラッティ、アルファロメオ…などの世界に名だたる夢のスーパーカーは全てイタリア製です。

またバイクも、ドゥカティ、アプリリア、モトグッチ…などがあり世界的に有名ですね。

<服飾ブランド>

これらは有名すぎるブランドでしょう。
グッチ、ドルチェ&ガッバーナ、アルマーニ、ベネトン、ヴェルサーチ、プラダ、フェンディ、ディーゼル、ヴァレンティーノ、フェルガモ…他

<発明品>

ピアノ、バイオリン、電話機、電池、望遠鏡、無線電信機、ジーンズ、…など他にも多数!
(ピアノはイタリア生まれであり、音楽用語やドレミ…♪、もイタリア語です)

<人物>

レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロ、ガリレオ・ガリレイ、カラヴァッジョ、マルコ・ポーロ、コロンブス、…など他多数!

<食>

イタリアの食は周知の通りものすごく有名ですね。特にピザ!これもイタリア発祥です。さらにジェラートやティラミス、ニョッキ、ラザニア、またワインやチーズにサラミにパスタもたくさん独自のものがありますが、ピザという発明品は、世界に与えた影響を見てももの凄く偉大ではないでしょうか?
ピザほどテンションの上がる食べ物もないと思います!(*注 スパゲッティ(麺)の発祥は中国と言われている。)

<建築>

他にもイタリアは建築が有名。建築に興味がある方にはイタリアはいくら見ても時間が足りないほど歴史建築に溢れていますね。ロマネスク、ゴシック、ルネサンス、バロックなどの建築様式は、中学校の社会科の授業で聞いた事あるものばかり!

<芸術>

また絵画や、彫刻、文学、演劇、詩などは数多くあります。中世のルネサンス発祥の地。そしてオペラ発祥の地。

僕が知っているのもほんの一角。調べれば、まだまだ出てくるMade in イタリー!

皆さんも専門分野によっては、かなりイタリアと深いご縁があるはずです。

そして今あなたが使っているその製品その作品も、実はイタリアにルーツがあるのかもしれませんよ!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

イタリアの新たな一面を見出してもらえたら幸いです。

プレイボーイでも泣き虫でも、なぜか憎めない、彼らイタリア人の奥深さ。

そのバックボーンや長所も短所も知ってもらい、さらに興味を持ってもらえたら嬉しく思います。^^

2000年前から時間が止まっているとも揶揄されるイタリア。(笑)

しかし、多くの人々が行き交い、全ての道はローマに通ずるとさえ言われてきた。

あなたはそこで何を発見するでしょうか?!

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