バルーンアートをいざやってみようと思った時、どこで買えるのか迷ったことはありませんか?
今の時代はどこででも手に入りやすくはなっていますが、種類も多く、質の悪いバルーンを買ってしまうと簡単に割れてしまいます。
そして「バルーンはやっぱり怖い」とか、「自分にはできない」と言う方が少なくありません。
正直、それはもったいないです!!
このページでは、そんな悩みを解決すべく、オススメのバルーンを紹介したいと思います!
バルーンは、バルーンの質とちゃんとしたひねり方さえわかっていれば、まず割れません!
目次
バルーンアートはどこで買える?
恐らく、日本のどこに住んでいようと、みなさんの家のそばで見つけやすいお店は以下ではないでしょうか?
- ドン・キホーテ
- トイザらス
- ダイソー(他100円均一のお店を含む)
- 東急ハンズ
- アマゾン
結論から先に言います。
アマゾンがいいです(笑)
もしくは楽天などネット販売ですね。
結局ネットかい!と言われそうですが、ちゃんと理由があります。
まず値段が適正だからです。
我々プロが扱うバルーンは、世界最高峰の質と言われているバルーンを使っています。
「Qualatex」というメーカーでカナダの会社です。
通常は100本入りで1000円ほどで買うことができます。
が、ドン・キホーテやトイザらスでは、1.5倍〜2倍ほど値段が高くなっています。
またトイザらスでは、Qualatex社製のバルーンを国内のバルーン会社がパッケージを入れ替えて販売していたり、若干値段が高くなります。
そして多くある商品の中で迷わない為です。
トイザらスではいくつかのメーカーを販売していますが、粗悪な物もありどれを買えばいいか迷うと思います。
なので、オススメはネット販売で迷わずに!ピンポイントで買いましょう。
大事なのは、まずは「風船は簡単には割れないのだ!」というのを実感してください。
その為にはプロと同じ良い物を使ってくださいね!
同時にポンプも専用のものを購入することをオススメします。
(自転車用やボール用ポンプでも膨らませられますが効率が悪い…)
初めての方はこちらの「レッドポンプ」をオススメします↓
バルーンアートの種類
この細長いバルーンには種類があります。
お店で通常売っているのは「260」というサイズ。
これは一般的なサイズで、僕らが使うバルーンもこれが基本。
もしネット販売や、お店で(稀にある)種類がいくつかあってよく分からなくなってしまったら、「260」書いてあるのを選んでください。
犬とか剣とか花とかキリンとか、これでいろいろと作れます。
他に、どういったサイズがあるのかと言うと、「160」「350」「646」というのがあります。
これはメーカーによって若干異なるので、ここでは世界一のシェアを誇る上記した「Qualatex」社の規格で説明します。
「160」というサイズを例に見てみます。
どういう意味なのかというと、「1と60」と二つに分けて見ます。
1は1インチ
60は60インチ
最初の1は太さを表します。
その後の60は長さを表します。
1インチはおよそ2.5cm
つまり、
「160」のバルーンとは、太さ2.5cmで長さ150cmのバルーン
「260」のバルーンだと、太さ5cmで長さ150cmのバルーン
「350」のバルーンは、太さ7.5cmで長さ125cmのバルーン
「646」のバルーンは…、太さ15cmで長さ115cmのバルーン
「646」はもう両手で収まりきらないし、捻るのも大変です。
「350」も大きくて女性には大変かも知れませんが、ショーなどでは見栄えがします^^
なぜそれぞれの長さが統一されていないのかについては謎ですが。∑(゚Д゚)
ちなみに数字の後のアルファベットは会社名を表します。
「260Q 」と表記されていれば、
260サイズでQualatex社製、ということになります。
ちなみに世界第2位のシェアを誇る「Sempertex」もよく使われます。
こちらは「260S」と表記されます。
まとめて必要ならば、バルーン専門店へ
もし、大掛かりなイベントや、たくさんバルーンが必要ならば、専門店へと発注しましょう。
様々な種類のバルーンからパーティー用品まで揃っているので便利ですよ!
こちらは東京にあるお店ナランハ。バルーンからジャグリング道具までなんでも揃いパフォーマー御用達のお店。その品揃えも豊富!セミナーも開催しています。
参考 ナランハ風船・バルーンの専門店
名古屋に本拠地を置くキッシーズ株式会社。おもちゃ問屋でもあり、縁日などで見かけるおもちゃなどはここで大量に仕入れることができ、バルーンの専門店でもあります。
参考 キッシーズ株式会社おもちゃ問屋のキッシーズ株式会社
東京にある日本最大のバルーン専門の会社エミリーズバルーン。バルーンアートの様々なセミナー、大会も催している。丸い風船でのデコレーションに特化している。
参考 エミリーズバルーンコラム:安い風船はなぜいけない?
コスパ最強の百円均一の風船はよくないのでしょうか。
それを考える為には、そもそもの風船の構造を知っておく必要があります。
風船の表面は網目状になっています。
みなさんは「風船はなぜ小さくなっていくのか?」や「口をしっかりと結んであるのにどこから抜けていくのだろうか?」
なんて思ったことはないでしょうか?
その答えは、「表面全体から少しづつ抜けている」が正解となります。
安い風船は、この網目が荒いんです。もちろん目には見えませんが。
試しに、百円で買ってきた風船と、上記したQualatex社の風船とを同じ条件で置いておくと、百円で買ってきたものは、早ければ1日で萎んでしまいます。
Qualatex社のものは1週間くらいは持ちます。
これが割れやすさにも繋がってくるんです。
ここからは僕個人の意見ですが、例えばパーティーなどで子供に風船を作ってあげて、すぐに割れて怖い思いをさせたり、その場は良くても次の日には萎んでしまっていたら、ちょっと残念、というか詐欺じゃないのかなって思います…。
風船だからいつかは萎むもの、とは思っていても、できる限りのベストは尽くしたい。
だから百均の風船はオススメしません。
しかし、物は使いようかも知れません
例えば丸い風船。
これも百均で売っていますが、丸い風船は、細長い風船と違って捻ったりしないので割れる確率が小さい。
また、主にデコレーション用に使い、パーティーが終わればすぐに取り外してしまう。
そんな時は、百均のものでも使えると思います^^
ただ、上記したように、荒い作りなので、質の良いメーカーのものと比べて日持ちはしない、と言うことだけは覚えておいてください。
また、ゴム臭かったり色の発色なども、やはり質の良いメーカーのものよりかは劣るということも。
まとめ
「繊細で割れる」という特性のあるバルーンだからこそ質の良い物を使うのは大切なことです。
ただ、ある程度基本ができてくると、質の悪いメーカーのものも使ってみると良いと思います。
逆に質の悪いバルーンでいかに割らずに作品を作れるか、というのも良い練習になるからです^^
しかし、慣れていない最初のうちこそ、良い物を使ってしっかりと基本をマスターしてくださいね。
そして、バルーンは普通「割れないものだ!」というのもぜひ体感してくださいね!