ヨーロッパ編バスキング&ヒッチハイク旅 #7「ベルリンのジャグラー」

ベルリンのジャグラー

ベルリンに滞在中、ボクは日々、今の自分にとって必要なものを求め続けた。

それが人との出逢いだったり、そこから学ぶもの、吸収するもの。

また自分の道パフォーマーとしての向上。

他にも常に新しいもの、知らなかったものを積極的に受け入れるようにして行った。

ベルリンのジャグラー

『ジャグリング』はボクのキーワードの一つだ。

ボクはベルリンでジャグラーを探すことにした。

アムステルダムでの経験を生かして、公園へと行ってみた。(→公園という文化

すると意外と簡単に見つかった。

ジャグリングは基本的に空中にモノが投げられているので、遠くからでもそれはよくわかった。

ベルリンのジャグラー

すごい、初めてクラブ五本を投げているのを見た!

その後に知るのだが、彼は世界的にも有名なジャグラーだった…!!

 

ベルリンのジャグラー

気持ちの良い木々に囲まれた場所だ。

10人くらいの人たちが集まって和気あいあいと練習していた。

しかしみんなレベルが高い。クラブでもボールでも軽々とたくさん回している…。

ベルリンのジャグラー

そして飽きると、別のゲームをやって遊んでいたり。

みんな仲良さそうでとても楽しそうだった。

聞くところによると、ベルリンでは毎日どこかで練習会が開かれているらしい。

ジャグラーといえばドイツは有名だ。

さすが良い環境を作り上げているなと思ったのだった。

毎日のように練習会がある

別の日の練習会。この日は学校の体育館で行われていた。

ここでもその後に知る、有名ジャグラーがたくさんいたのだった!

ジャグリングを始めてまだ日が浅かった自分にとってここはとても刺激的な環境だった。

ジャグリングはとてもポピュラーなもの!

こちらに来て思ったのが、ロンドンやアムステルダムでもそうだったが、ジャグリングは決して特殊なことではないということだ。

日本ではジャグリングをしていると、特殊な人と思われたり、大道芸人ですか!?とすぐに思われたりすると思う。

けれどこちらでは日常の中でみんな気楽にやっていたり、趣味や暇つぶし、知的な遊びといった感じでやっている人が多かった。

ベルリンのフリマにて

フリーマーケットにて。

みんなジャグリングを楽しんでいる。

ベルリンのフリマにて

ジャグリングはいろいろな種類があるし、それぞれの好きな道具を選べる!

上達する面白味や、集中力の向上につながる!

それが当たり前にある社会って遊び心もあって良いな、そう思ったのだった^^

街中でもジャグリングをしたりいろいろな人と出逢う

街中でもジャグリングをしたりいろいろな人と出逢う

ダライ・ラマ法王

ある日カティアの家に、ドイツ南部のミュウヘンから友人たちが来ていた

彼らはチベットのダライ・ラマ法王がベルリンに来るということでその為に来ていた。

ダライ・ラマ法王はドイツによく来るらしい。

それがたまたすぐにあって、ボクもせっかくなので彼らと共にダライ・ラマ法王を見に行かせてもらうことにした。

 

道路にまで溢れんばかりの人

その日、会場となる公園に着くと溢れんばかりの人がいた。

人々の熱気がすごい。

これだけ集まるとは、みなのチベット問題に関する意識の高さをうかがえた。

 

すごい熱気だ!

空間を彩るたくさんの風船たち。

チベット配色なのが彼らの歓迎を表しているのだろう!

 

見えた!

始まった!ダライ・ラマ法王のスピーチ!

盛り上がっていた会場は静かになり、その言葉一つ一つを耳に傾けていく。

 

みんな真剣に聞いている

ドイツではダライ・ラマ法王はとても人気があると聞く。

この時だけでも年に5回は足を運んでいたそうだ。

 

ダライ・ラマ法王のスピーチ

英語で話されるその言葉は平和について語られる。(ドイツ語の通訳付き)

中国や人権、平和とは。聞き取れた単語を拾っていく。

ただボクのこの時の英語力ではそこまで深く理解はできなかったのが悔しかった…。

 

それでもこの社会、この空間、この人々の意識を共有できてとても嬉しく思った。

ここヨーロッパにたどり着く前、ボクはそうチベットにも行っていたのだから。

この問題は、身近にも感じていたことだった。

チベット旅へ 【チベット旅】闇バス疾走2000km!ラサの光を目指して

 

<スピーチ動画>

 

ドイツ人はやはり言われているように、環境や平和、人権に対して意識が高いのだろうか?

しかし、そうでなければダライ・ラマ法王もそう何度もここに足を運びはしないだろう。

それは実際に自分でも、その後のドイツの旅の中で多くを垣間見ていくことになるのだった。

ミュウヘンからスーザンと(右)アルベルト(左)

ミュウヘンからスーザンと(右)アルベルト(左)

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