皆さんこんにちは!
皆さんは高尾山には行ったことはありますか??
東京都の誇る大自然、高尾山!
都内から気軽に行ける山として人気の場所ですが、近くに住んでてもまだ行った事がなかったり、また行った事があっても、高尾山山頂で折り返し戻ってきてしまう人が多いのではないでしょうか?
しかし高尾山の本当の魅力は、その山頂から奥にずっと続く奥高尾と呼ばれる登山道にボクはあると思います。
そこは本当に都内近郊なのかと思わせるような大自然と、大絶景が待っているのですから!
実は、そういうボクですが、恥ずかしながら割と近くに住んでいるもののこの度初めて高尾山へと行ってきました…^^;
しかしそこで見たものは、度肝を抜くような光景が待っていたのです!!
今回はそんなフレッシュな初体験と、実際に行ってきた行程をレポートしたいと思います!
都会でのストレスを開放したり、自然とチューニングする為にも是非オススメですよ🍀✨
また小学生くらいの子供でも、年配の方でも行きやすい道のりです!
それではさっそく行ってみましょう!
目次
高尾山への行き方
ではまずは、おさらいとして高尾山への行き方から。
高尾山には、京王線の終点で「高尾山口」へ。
ちょっとお洒落な駅舎が目を引きます✨
トイレも綺麗!(ウォシュレットはないけれど)
ここで注意なのが、ゴミ箱が一つもないということです。
駅内にも外にもない…。
きっと登山客が捨てていくので取り除いてしまったんだと思いますが、しかし自動販売機はあれどその缶捨てがないとはどういうことだっ!!とツッコミを入れたくなります💢
朝買って食べてきた朝食のゴミなどがある方は注意してくださいね。
ちなみにここから最寄りのコンビニは500mほど行ったところにセブンイレブンがあるそうです…。(登山道とは反対方向)
駅には一応キオスクと、あと登山メーカーのモンベルのミニショップがありました。持ってき忘れた簡易登山装備ならばここで買えます。
高尾山登山にはいくつものコースが用意されている
さすが、よく整備されている感じで、楽しそうな登山の雰囲気です!
ちなみにケーブルカー・リフトもあって、登り始めの急なところだけはそれで行ってしまうこともできます。
ケーブルカーの斜角は日本一だそう!
1号路をいく!
さて今回ボクは、マップを見てちょっと上級者向けの6号路や稲荷山コースと迷いましたが、初めてなのでとりあえず1号路を登ってみることにしました!
するとさっそく急な坂道が現れて、そこをひたすら登っていくこととなりました。
一言で言うとものすごく急…!!
ゆっくりと歩いているだけでも息が切れます…
雪が降ったらめちゃくちゃ滑りそうな!
ここ1号路は写真のようにすべて舗装されていました。
おそらく山頂のお店の方々のための商品搬入路でもあると思います。
なので、ひたすらにこの急な舗装路を歩いていく感じになります。
足が汚れない、道に迷わない、余計な危険には遭わない、ということだったらこの1号路がいいかもしれません。
距離としては短いけれど、いかんせん急な坂道なので早く歩けません。40〜50分くらい登ったでしょうか、するとケーブルカーの上側の駅が見えてきます。
そこでお団子や、ジュース、コーヒー、ビールなど売っていました。小休憩に景色を見ながらいただけます。
(お店で買ったゴミだけは回収してくれます)
最初だけが急。あとはのんびりとハイキングができる!
さぁ、ここまで来たらあとはわりかし楽です。
左右に広がる木々を見て歩いたり、もともと修験道の山だったので今でも多くの寺院やそれに由来するものが残されています。
途中、サル園なんてものもあり高尾山に住むサル達がそこで暮らしています。🐵
天狗伝説が残る山でもあり、今でも厚い信仰によって継がれています。
高尾山599mの頂上へ!
そんなこんなで色々と見ながら歩いていると、あっという間に頂上へと着いてしまいました。
登り始めてからおよそ1時間半ほどで着きました。
ここは全て舗装路で固められていて、ちょっとした広場になっています。
この日は平日の為に人は少なかったですが、週末ともなると多くの人で混み合いそうです。
お蕎麦や軽食などが食べれる食堂がありビールなども売っています。綺麗なトイレもありました。(ウォシュレット付き!)
そしてビジターセンターがあります。
ビジターセンターでは高尾山の自然を紹介していたり、数百円の安価で50分ほどの自然散策ツアーや、自然のもので創るクラフトワークショップなどを開催していました。
子供と行くと楽しいかもしれません^^
ボクの感想としては、高尾山はちょっとしたピクニックであり、テーマパークのような賑わいであり雰囲気なのかなと思いました。
友達同士や、恋人とのデート、子供連れ家族の休日を過ごす場所としては最適かもしれません^^
週末祝日の混雑だけ気をつけてくださいね。
高尾山の本当の魅力は、その先の登山道「奥高尾へ」!
さて、ここからは、このブログ記事の本題である、高尾山のその先の奥高尾と呼ばれる登山道について追っていきたいと思います。
ここで一つ注意をしてほしいことがあります。
高尾山まではかなりよく管理されて手入れが行き届いているので軽装、無装備でも問題なく行けます。
しかしその先の道、奥高尾は山道となる為に登山道具などのそれなりの装備品を持っていくことをオススメします。
登山装備で特に大事だと言われているのが、以下の3つ。
- 登山靴(もしくは滑りにくく足をしっかりと守ってくれる靴)
- レインコート(体が濡れると体力を急激に消費します)
- ヘッドライト(暗くなってからの山道を歩くのはほぼ不可能と思ってください)
そして、この先の登山道では絶景が待っているので、そこで食べる食事やお茶なども持っていくといいと思います!
エネルギー補給も兼ねてますが、絶景と共にいただく食事は格別です!
また休憩すると寒くなったりする時があるので、着替え用の下着や中着などあるとさらに快適に過ごせると思いますよ。
水は2リットル程は持つといいと思います。
さて、これらの最低限の装備を持ったらさっそく冒険に出かけてみましょう!^^
景信山へ
景信山(かげのぶやま)は、高尾山山頂から2時間ほどの距離です。
急な坂道はほとんどなく、簡易的な舗装をされているところも多く歩きやすいです。
それでも、足場が悪かったりするところはあるので、山の中であるということは忘れずに!
途中、いくつか峠を越えていきます。
途中こんなのがあったり…。(お好み焼き屋を思い出すw)
ボクが訪れた9月の下旬、曼珠沙華が所々に咲いていてとても綺麗でした!
景信山山頂は絶景のランチスポット!
そして気持ちよく歩いているとあっという間に2時間は過ぎ、着きました、景信山!
東京が一望でき、とても気持ちの良い景色が広がります!!
こんなに絶景が広がっているなんて!!天気も晴れてきてとても清々しい気持ちでした!
ここは標高727mです!
さて、お待ちかねのランチの時間♫
クッカーは是非オススメです!
お弁当でも良いですが、温かいご飯を食べられるというのはそれだけで美味しさも、疲労回復も、幸せも何十倍にも感じますよ✨
ボクの使っているのは小さくてコンパクトなクッカーなので持ち運びにも便利です。リンクを貼っておきます。
ホクホクご飯はこちらオススメ!白米以外にもいろいろな味があります♫
そして、ここには山頂の茶屋もありました。
椅子とテーブルがずらっと並び、恐らく休日などはとても賑わうのでしょう。
この日は平日のため人もいなく、お店もやっていませんでした。水やジュース、なめこ汁などを売っているようです。
人っ子ひとりいなかったのに、猫ちゃんだけひとり気持ちよさそうに日向ぼっこしていました^^
最終目的地、陣馬山へ
さて、ランチも食べて元気になったらここからは3つの選択肢があります。
- 元来た道を戻って高尾山から下山(来た道と同じ時間)
- ここから下山し、小仏バス停へ(1時間半ほど)
- 陣馬山へ(3時間)
ボクのオススメは陣馬山です。まだ少し距離がありますが是非オススメです!✨
そもそも高尾山から続くこの登山道、陣馬山までが奥高尾と呼ばれていて気持ちの良い尾根が続くのです。
その為に、是非みなさんも陣馬山までチャレンジしてみてくださいね!
それではここからは、その陣馬山へと案内を進めてみましょう!
陣馬山へ!
といっても、ここはそこまで急な登り坂や危険な道はありません。
徐々に徐々に標高を上げていきながら、尾根沿いをゆったりと歩いていきます。
途中いくつかの峠を越えて行きます。
茶屋もあり、通常は賑わいのある通りなのだというのがわかります。
平日だと人はほぼいなく、のんびりとしています。
そして、休み休み歩き続けると、いよいよ最後の頂上へと繋がる道が見えてきました!!
360℃の大絶景、陣馬山神秘的な山頂の世界へ!
見えた!頂上だ!!
天気も最高!!
そして降り立った陣馬山山頂!!
息を飲んだ….!!
なんて場所なんだ….
美しい….。
ただそれだけだった。
周りは多くの山々で囲まれ、荘厳で神秘的。
雲の合間から出てくる太陽が周りを照らし出し、大自然の息吹を感じさせてくれる。
遥か遠くに見える東京の街。
僕らはそこでいかに小さな競争を繰り返してきているのだろう、そんな気持ちになった。
この場所には御光が射している。
地上にはこんな場所があるのか…。
僕らは愛されている。
この地球にも、天にも、宇宙にも。
大自然に身を浸し、それを一身に受け感じることができれば、僕らは大きな愛で包まれ十分に与えられていることがわかる。
それを心身深くから感じ、思わず涙が出そうになった。
この場所の持つパワーが凄まじかったのもあるかもしれない。
まさに絶景の地…。
山頂に多くの建物が立っていることだけ少し気になったが…。
きっと人気の場所なのだろう。
周囲には多くの山々がそびえ立つ。次はどこに行こう?😋
標高857m!!いえい!!✌️
下山と夜の山
その後下山の途についた。
あまりに山頂が気持ちよくてこのままずっとここにいたかった。が、時は常に過ぎ去るもの、太陽がかなり傾いてきたので下山する事にした。
ここからは藤野駅方面へ。
山頂から下の登山口までは1時間ちょっと。
余裕をぶっこいていたので、あたりはどんどんと暗くなっていく…
さらに木々に囲まれた山の中はもっと暗い。
それが恐怖心を生み心を焦らす。誰かが後ろから付けてきているような気配を感じたり。
これが昔の人はもののけと思ったり、天狗や精霊の仕業などと考えたのだろう。
しかし暗い、というのはそれだけ人に大きな恐怖心を与えてくる。
ここは純粋に山なのでいろいろな精霊はいると思う、しかし大きくは今の自分の精神状況からくる恐怖心の方が厄介だ。
こういう時こそ落ち着いて歩こう。焦りが一番禁物だ。転んで怪我でもしたら元も子もない。
こんな時にヘッドライトがあって良かったと心底思った。
この明かりが心の不安を大きく打ち消してくれる。
また真っ暗な山道は全く歩くことはできないことを知った。木の根や石が目の前にあることさえ気づけないのだ。
(ちなみにヘッドライトは明るい方がいい。ボクが持っていったのは400lm。スマホライトでは頼りないし、何より両手が使える事がヘッドライトの強みだ!)
日没から30分。無事に下の道路まで出る事ができたのだった。
感謝🙏✨
秋の夕暮れは早い、皆さんも装備品と時間には余裕を持って行ってくださいね!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
高尾山〜景信山〜陣馬山の登山案内でした。
ここは優しくて、体力的にも技術的にも優しい山道になるので、是非小学生くらいのお子さんから年配の方にまで行ってもらえる道でもあると思います。
しかしそれでも神秘的な大絶景を望める展望もあり、是非是非誰にでもオススメしたい登山道となります✨
すでに人気のある山なので、休日祝日は混雑するかもしれませんが、平日はとてもゆったりとしていました!
それでは楽しい山ライフを、ではまた!🍀