こんにちはヨギーです!!
英語で日本のことをFar East(遠い東)と言ったりしますが、これがなぜだか考えたことはありますか?
日本語訳で「極東」などと訳されますが、これはいったいどういう意味なのでしょうか。
その答えは、欧米の世界地図を見ると明らかになります。
目次
世界の中では日本は端っこ
この地図は、アメリカや、ヨーロッパ、またアフリカやアジアの国々でもよく見られる地図なんですが、
そう!地図の中心にあるのはヨーロッパです!!
ヨーロッパから見て東がアジアです。
さらにその端っこの端っこの一番遠いところに日本があります。
だから極東であり、Far East になるんですね。
世界の中心は日本ではない
これは言われると当然なのですが、でも一度外に出て客観的に見てみないと意外と分からなかったりするものです。
そしてこれも当たり前なんですが、日本にいればTVや新聞、メディアなどの報道は日本を中心とした物言いとなります。
けどこれは日本だけに限らず、それぞれの国は当然自分の国を中心に考えて話し、報道し、教育などをしますからね。
けれどもその中でも日本に限っては、経済的にも強く、文化も豊かで、食も有名。さらに技術もピカイチで、先進国だなんて言われ方もするのでつい勘違いしてしまいがちです。
事実、僕も初めてアメリカに留学した二十歳の時まで、日本は世界の中心であるとさえ思っていました^^;
けれど、まず向こうに行って驚いたのが、TVを観ていてです。
日本では、ニュースやバラエティ番組の中でも頻繁にアメリカのことは登場します。
けれどもアメリカでTVを観ていると、日本のことは全く出てきません…。
ほぼ皆無…
なんと…
そこにまず大きなショック受け、鼻を折られたような感覚を覚えました。
そしてこの世界地図を見た時、自分はいかに小さな池の中にいたのかを実感しました。
今の世界を作り上げたのは欧米である事実
世界を一つの国家としてみた時、
世界の首都はヨーロッパ、そして新興国アメリカ。
日本は片隅にある地方都市。
これは紛れもない事実だと思います。
近代化を最初に成し遂げたヨーロッパ。文化が花開き、たくさんの科学技術や工業、そして思想が発達した。
それらは中世の大航海時代、世界中へともたらされた。
日本だって、16世紀に伝わった火縄銃を見るまでは、刀と弓矢の時代だった。
それらは当然良くも悪くもだけれど、ヨーロッパの技術が進んでいなければ、21世紀の今も、僕らは江戸時代の頃とまだあまり変わらない生活をしていたんじゃないかと思う。
世界の中心とは
ただ、一つ勘違いして欲しくないのは、今の世界の文化や経済、仕組みを作ったのは欧米ではあるけれども、本当の意味での世界の中心はみんな一人一人が住んでいるところだ。
それは人生の主役はみんな一人一人だから、そこから見える景色が全てで、それ以上でもそれ以下でもない。
そう言った意味で、中華思想もただの盲目的なエゴでしかない。(中華思想とは、中国において中国文化こそが世界の中心であるという考え)
これは欧米においては白人至上主義にも繋がってきて、他民族を軽視する排他的な考えとなる。
そして実は日本人も人のことを言える立場ではない。
だって調子に乗っていた時は他民族を軽視していたし、(第一次世界大戦〜第二次世界大戦時などのアジア人軽視。朝鮮人、中国人差別)
けれどだからと言って、朝鮮人は朝鮮人で、自分達より遅れた文明を軽視していたし、中国人も全く同じだ。
なにが言いたいか、つまりこれらは人間性なのである。
人間とは常に自分の優位性を誇示し、そして弱い者をいじめをしてしまう習性がある。
それは国家でも個人でも。
そして、ボーダーを引けば、隣人さえ敵となる。
特定の誰かが悪いわけではない。
これを超えるには個人個人の意識を高めていくしかない。
そして僕らは権力者や政治家の都合によって価値観を決められてしまう事も覚えておかなければならない。
例えば、今でこそ親日の台湾。しかし、1980年代くらいまでは反日の国であった事実をみなさんは知っているだろうか?
なぜ親日になったのか?
それは、中国から距離を置きたい台湾。その時の政治家が出した答えが日本と仲良くなること。
今、反日の韓国。しかしそれは、戦後最初になった韓国の大統領の政治的思惑で反日政策をとり、それがずっと続いているのだ。
それを頑なに信じる国民。
洗脳、マインドコントロール、無意識の行動。僕らはいいように使われている事実をしっかりと受け止めなければならない。
勝手に教え込まれて誰かを恨む、政治やメディアがこうしろと言ったらそれに従い、右を向き、左を向き、流されているのも知らずに淡々と従っていく。それに疑問さえ持たない。そういうもんだ、と。
僕らはモルモットと同じだ。
本当の平和は僕ら一人ひとりが意識を目覚めさせ、社会のあらゆることにまずは疑問を持っていかなければならない。
でなければ、今の地球にとって真の平和は訪れないだろう。
国益という言い方に疑問を持つ
またTVニュースを観ていてよく疑問を持つことがある。
それが「国益」という言い方だ。
自分の国さえ得していればいいのか??
これ、個人に当てはめて考えたら分かりやすい。
また別に、国際的な大事件や大事故などがあるとTVキャスターはこう言う、
「この事故に日本人はいませんでした」、なんて。
そしてさっさと次のニュースに行ってしまう。
これ、みなさんは疑問に思ったりしませんか?
地球、人類、グローバル、一つ、世界平和。
それを願う心と、けれど実際には自分の事しか考えていない僕ら。
みなさん本当に世界平和を望んでいますか?
勝手にボーダーを引いていませんか?自分さえ良ければいいという。
まとめ
今回の内容は少し辛辣になってしまいました。
けれど、今の時代、もう待ったなしの時期にまで来ていると思うのです。
本当に一人一人が意志を持ち考えて行動していかないといけないと思うのです。
もう国家間で喧嘩している場合ではないし、貿易戦争なんかで足を引っ張り合いをしている暇もない。
そして政治家や権力者たちの言葉の真意を見定めていかなくてはいけないと思います。
それが出来なければ僕らはただのモルモットです。
あなたはどうですか?
今回のような内容、また書いていきたいと思います。
みなさんもご意見やリクエストなどがあれば気軽にメッセージ書き込んでくださいね。