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【ハンドパン】東京ハンドパンラボ〜国内・海外有名アーティスト達による豪華フェスティバル〜

2019/05/18
 
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パフォーマーYogi 二十一歳の頃より世界を周る放浪の旅に出る。アジア、ヨーロッパ、アフリカと駆け巡り、そこでの出逢いからパフォーマーとして歩み始める。その後はイタリアに居を定め演劇芸術を学んでいく。豊富な経験と独特の感性から綴られる言葉は広く世の中を貫く。特技はバルーンアート!
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皆さんはハンドパンという楽器をご存知だろうか?

2000年にスイスの工房で産声をあげた全く新しいその楽器は、見た目のユニークさと、そしてその美しい音色も相まって瞬く間に大人気となった。

21世紀に生まれた最初の楽器であり、それに相応しく高度な技術を用いた鉄の共鳴によるメタル楽器だ。

それは手作りでしか今のところ作れなく、またものすごく繊細な楽器のため熟練の職人さんによる一台一台の手作りだ。

その為に欲しいユーザーの数に対して生産が追いついていないのが現状であり、未だに珍しい楽器でありその希少性からも高値で取引される。

しかしながら、現在では一応世界中で130社以上ハンドパンメーカーがある。

また販売はしていなくても個人でそれを模したものを製作している人も多くいる。

実際のところ誕生から20年を経て、所有者はかなり増えてはきた。

日本でも例外ではなく、TVやマスコミへの登場、またたまにお店の店内BGMでもハンドパンを使った曲を聴く事がある。

個人的にはハープの音を連想させたり、マリンバにも似通うものがある気がする。

海外では、ハンドパンのプレーヤーや愛好家の集うイベントが数多く開催されている。

今回はそんなイベントが日本で初めて開催されたので、その様子をレポートします。

日本初となる大規模なイベント!

去る5月11日、12日(2019)東京代官山にて行われた東京ハンドパンフェスティバル。日本ではここまで大規模に行われたのは初めてであろう。

それ以前にも、仲間内の有志で開催されていたハンドパンのイベントはいくつかあったが、海外トッププレーヤー達を呼び、大々的に資金を使い、スポンサーや、多くのサポートスタッフ、会場装飾なども入り行なわれた事は未だない。

また英語による案内や、会場では徹底して二か国語によるアナウンスがあった事も評価すべき点だ。

海外からは欧米も含め、アジアからも多くのゲストが招かれており、言葉の不安は海外に行けば常に付きまとうものである。

またハンドパン好きはみんな優しいとはアーティストの1人が言っていた言葉だが、ハンドパンが優しい音色だから優しい人が集まるのか、その人が優しいからハンドパンが好きなのかは分からないが。(笑)

しかしそんな温かさと優しい愛情に満ちた空間であったことだけは確かだった。

海外トッププレーヤーを日本へ!

世界を見渡すとハンドパンプレーヤーは多くいる。

特にヨーロッパ、そしてアメリカに多い。

元々の原産国がスイスなのでそこを中心に広まっていったという背景もあってか、ヨーロッパではプレーヤーの数にメーカーも多く存在する。

ストリートで演奏している姿もよく見かける。
そんな中で有名なプレーヤーも数多く出てきている。

今回のイベントでは、その中でもトップと讃えられるポルトガルのハンドパンプレーヤーkabeção(カベサオ)、その彼が来日し演奏するというので、国内のハンドパンプレーヤーや愛好者達の間ではにわかに騒然となっていた。

また、他にも海外からハンドパンメーカーも来たり、ハンドパンを守るハードケースのメーカーも来たりと豪華なゲスト陣に迎えられイベントは行なわれた。

豪華アーティストによる演奏

ハンドパンには基本9つの音しかない。それをどう組み合わせるか、またリズムを刻むかで幾通りもの個人の感性が活きてくる。

上手い人になると、それだけの音でここまで表現できるのかと思わせる魅惑の音色を奏でる。

美しく繊細な演奏をされたアメリカからのアーティスト、コリンフォーク。
彼はハンドパンメーカーでもあり、彼の開発した技術はハンドパンの世界を変えたとも言われている。(https://www.handpanfan.com/)

またそれ以前に他の楽器や演奏などをしてきた人はそれが活かせ、すぐに上達する事が出来るだろう。

ハンドパンは不思議でマジカルな楽器だ。

楽譜やルールもなく、個人の感性とセンスが強く左右する。

日本を代表するプレーヤーの1人、Yuki Koshimotoの演奏。女性らしく澄んだ美しいメロディーに会場は酔いしれた。ハンドパンは他楽器とのコラボもよく合う。(https://www.facebook.com/yukikoshimoto.official/)

そして今回メインに登場したのが、上記したアーティスト、kabeção(カベサオ)!

彼はその前に中国に、この後はギリシャに行く予定のようで、まさに世界中を飛び回っているアーティストであった。

kabeção (https://www.kabecao.com/)

彼の演奏もとても繊細で優しい音色が鳴り響いた。

しかしそれだけでなく、その中に激しさや情熱、哀愁、喜びなどが入り込み、そのメロディーラインが美しく交差していく。

また彼の人間性も演奏の中から現れ、その目配り、表情、観客との間合い、コミュニケーションの取り方まで素晴らしかった。

彼の恋い焦がれた女性への想いから生まれた曲や、友人のお宅にて大きなサソリがいた時に驚いた感情から生まれた曲!?

日常のあらゆる所に感性のタネは埋まっていて、その一瞬一瞬の感情から曲は生まれてくる。

毎瞬を生きる事に貪欲でその全てを心から感じているのだなと思った。

そんな誰しもが感じる日常から生まれた曲の演奏は、1時間近い演奏時間だったが、観客は誰一人として飽きたりダレてしまう事なく、夢中になって彼に魅入っていた。

彼の演奏からは愛が伝わってくる。みな夢中になって魅入る。

–彼についてのオススメ動画はこちら–

Kabeção – Land of Cole (Stuido Session)
https://youtu.be/HESjC9o_pg0

Kabeção – Golden Mutant (Cave Session)
https://youtu.be/Ji3-kQ2irOs

Kabeção -Scorpion Bite(Low)
https://youtu.be/kG0yXIH20MI

まとめ〜ハンドパンの今後〜

チケットはソールドアウト。満員の会場からは割れんばかりの拍手が起こり、大成功の内にイベントは幕を閉じた。

今回、奇跡的というか凄く出来た話しなのだが、TV局の取材が入っていた。
それは、情報番組の1枠というものではなく、ドキュメンタリーだった。

それは、テレビ東京の『Youは何しに日本へ!?』という番組ロケだ。

海外アーティストの1人が成田空港に降り立った時に、その取材陣に出合い密着取材をお願いされたのだった。

長距離フライトの末に辿り着いた日本で、入国審査、税関を抜けてようやく自由になったと思いきや、突然TV取材され意味もわからなかっただろう。しかしその彼は快くそれを引き受けて、僕らの元へとそのカメラマン達を連れて来たのであった。

というわけでこのイベントの一部始終が、そしてハンドパンの工房にもカメラは入り、その製法から工程まで全てが撮影されたのだという。

未知なる楽器だったハンドパンが今、大々的に注目され市民権を得ようとしている。

情報が少なく、どこで購入できるかも分からなかった時代を経て、その美しい音色はこれからより多くの人々の元へと届く事になるだろう。

その時、もしもあなたも演奏してみたいと思った時や、また生演奏を聴きたいと思った時、その扉はすでに開け放たれているだろう。

今回行われた東京ハンドパンフェスティバル’19。

それを主催する東京ハンドパンラボ。彼らも次回を目標にすでに動き始めている。

https://tokyohandpanlab.com

Tokyo HandPan Festival ’19 – Spring Launch Special –


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パフォーマーYogi 二十一歳の頃より世界を周る放浪の旅に出る。アジア、ヨーロッパ、アフリカと駆け巡り、そこでの出逢いからパフォーマーとして歩み始める。その後はイタリアに居を定め演劇芸術を学んでいく。豊富な経験と独特の感性から綴られる言葉は広く世の中を貫く。特技はバルーンアート!
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