台湾から帰国して以降、14日間の自宅待機をしています。
長いような短いような期間ですが、今日であっという間に10日過ぎました…!
日本は梅雨真っ盛りで、ほぼ毎日雨か、曇り、霧雨みたいな感じですね。
けれど、家でゆっくりと過ごすには涼しくてちょうど良いです。
なんせ台湾は毎日、それはもう暑くて暑くて….夏の台湾は初めてでした…🥵
そんな中、今、毎日していることがあります。
それが断捨離です!!
目次
心境の変化。台湾滞在を振り返って
今回、1月に台湾へ行き、1ヶ月ほどで帰国する予定だったんですがコロナの影響をもろに受けて帰国できなくなり、その後結局、半年間滞在していました。
どうやって生活していたのとよく聞かれますが、台湾はコロナ対策が一番うまく行った国とも言われていますよね。確かに政策などが柔軟と感じます。
その為に、社会も大きな混乱を招くことなく普通に営なわれていました。
なので、今までやってきたようにボクは路上パフォーマンスをしてお金を稼いで生きていました。
とてもラッキーでした。
ロックダウンして外にも出れない国にいたら、きっとお金が尽きて終わっていたと思います…。
また、たまたま台湾で日食もありました☀️
→【金環日食】台湾からはよく見えました!異様な空の天体ショー
今になって思うと今回の台湾滞在は良き思い出ですが、当初はでもやっぱり辛かったです。
先行きが見えない不安や、いつ帰れるのか分からないストレス。
長期の旅の予定で来ていたわけではないので、荷物も心構えも中途半端でした。
滞在3ヶ月目までは、そんなストレスや無理して帰ろうかなどと考えたりあがいていたんですが、世界の、そして何より日本での状況が悪くなるにつれて、帰国することを諦めるようになっていきました。
そうすると、かなり気分が穏やかになり、いろいろな焦りや不安や執着がなくなっていくことに気がつきました。
また同時にヨガと出合ったのも大きかったかもしれません。
今までヨガをしたことは何度かありますが、今回ほど深く自分に入ってきたことはなく、なにかちょうどいいタイミングでした。
宇宙のタイミングってやつでしょうかね^^
→自粛期間、ヨガに最近ハマっています。常に最高のコンディションを保とう!
モノは少ない方がいい
そんななか、台湾から帰国する少し前、台北の友人たちと登山に行きました。
台湾には、日本に負けじと圧倒的な大自然があって、たくさんの山があります。
その中で「生と死」をリアルに感じ、最近ずっと考えていた生きる本質についてまじまじと自分と向き合う時間がありました。
→台湾の山へ登山してきました。大自然の中でこれからの生きる本質について考える
そして思いました。
モノはもう要らない。もっと極力シンプルに生きて行こう。
そして自然とのつながりを大切に。
自然と共に生きていないと人は病んでいくし(精神も肉体も)、そういった生活は今後成り立たなくなっていくだろう。
とくに街での生活は要注意だ。人間本来の力や能力、感覚、感情を閉ざしてしまう。
街で生きていて大切だと思うもの、実際にはその多くは幻想だし錯覚だ。
このコロナは何を僕たちに教えてくれただろう?
僕たちは本質的に生きていかなくてはいけない。
超断捨離へ!
帰国してからまずやりたかったこと。
それが身辺整理。
具体的に言うと断捨離です!
物がたくさんあると、それがノイズとなり心を乱す。
もともと所有物は少なくしていたんですが、今回はさらにぐっと踏み込んで物を減らしました。
特に今まで手を付けてこなかった、過去の写真や手紙、思い出の品々たちも。
これらはひとまとめにして押入れの奥底にしまって置いてありました。
10代の学生の頃のもの。
そして20代の旅のもの。
思い出のものは捨てることができなかったんですが、かといって置いといてもその安心感からか別に敢えて見ようとはしない。
それらがボックスの中に騒然と収められていました。
でもそれらって実は自分のインナーチャイルドだったりして、辛いものも精算できてなくて蓋を閉めて閉じ込めているだけだったりもしますよね。
今回は、それら全てをひっくり返して、全て出しました。
特に写真は鮮明に過去の自分を思い出させてくれますね。10代の頃のものはとても青酸っぱくて、今見るととても恥ずかしいですね^^;
でもその時の感情や、未熟ながらに精一杯生きていた自分、楽しかったことや、苦しかったこと、失恋した切ない思い出、色々と出てきました。
ボクなりの断捨離の仕方
ここからはボクなりの断捨離方法ですが、3つの箱を用意します。
- 1つ目が、残しておきたい大切な物
- 2つ目が、捨ててもいい物
- 3つ目が、グレーゾーン。まだ分からなく、捨てたいけどでも大切で惜しい物
これに、どんどんと仕分けていきます。
一通り終えたら、掃除してホコリとか、雑巾掛けとかして家具や棚も綺麗にします。
そして、1つ目の大切な箱の物を再びレイアウトしていきます。
2つ目の箱の物は売れるものは売って、捨てるものは仕分けして捨てていきます。
さて、3つ目の箱ですが、一定期間どこか邪魔にならないところへ置いておきます。
ボクの場合ですと、祖母の家が大きいのでそこへ運んでおきます。
そしてその後普通にまた生活を送るんですが、しばらく経ってその3つ目の箱を再び見ます。
すると心境の変化ってあるんですよね。
もうこれは要らないなと思えたり、逆にこれはやっぱり取っておこうと思ったり。
そこでまた3つの箱で仕分けていき同じことをしていきます。
こうしてちょっとづつボクは荷物を減らしてきました。
ちなみに、その当時の自分を作ったとっても大切な物ならば、「タイムカプセル」に入れて埋めるというのも面白いかもしれません。
ボクは60歳になったら開けようと、20代の時に埋めたタイムカプセルもあります^^
写真カット
そして今回はかなり踏み込みました。
出てきた過去の写真達。今回はこれも選別して本当に大切なものだけを残すことにしました。
そして残りは、破って捨てました。
ありがとうと言って😊
なんかそうすると、今まで引づってしまっていたものとか、綺麗に流れていくようでした。
なかなか最初は思い切りが要りましたが、いろいろと心を開放してあげられた感じでした。
受け入れて手放す。
ありがとう過去の自分。そして次のステップへ。
まとめ
今回のコロナウィルスの出来事はボクに大きな影響とインスピレーションを与えてくれました。
同じく3.11の大震災の時も多くの人が気付き行動を変えていったといいますが、ボクにとっては今回のコロナは何よりも大きかったです。
ようやく目が覚めた感じです。
今、僕らの生き方や在り方、その本質が地球から問われているように思うのです。
ここで方向性を改めなければ、きっと時代はますます困難に立ち向かっていくと思います。
それを知らせてくれるメッセージでもあった今回のコロナ騒動。
人間が、己のエゴと欲で喧嘩したり競いあったりしている場合ではないと思います。
また仕事もそう。自然に優しくない、自然のことを考えていない企業やビジネスはこの先、生き残れなくなっていくと思います。
そして今までの僕らのそうした生き方のツケが、自然災害となって今巡り巡ってきているのだと思います。
物質主義、大量生産大量消費、経済第一。
資源の搾取、使いすぎ取りすぎ稼ぎすぎ、そして食べすぎ。
つまりこの既存の資本主義。
僕たちは、行き過ぎている。みなさんはそう思いませんか?