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こんにちはYojiです!
皆さんは英語を勉強していますか?
英語を話したいけれど、どうすればいいのか分からない、という方。
今回は僕なりに自分で出来る、最適な学習法をご紹介してみたいと思います!
そただ、の前にお前誰やねん!と突っ込まれそうなので、簡単な自己紹介をしておきますと。
僕は20歳の頃から海外へと出て、ずっと世界中を旅して周ってきました。
現地の人たちとのぶっつけ本番での会話やコミュニケーションを繰り返す中で、言葉の話し方や英語とは何か、また言葉と文化の違いとは何かというのを肌で学んできました。
また僕は、英語のほか、イタリア語も話します。
それぞれに資格やTOEICなどの肩書きは持っていませんが、より実践的でよりネイティブの人たちと接してきたと自負があります。
僕はビジネス英語などは教えられませんが、より日常的なコミュニケーションを重視した英会話を得意とします。
今回はそれについてお話ししたいと思います。
目次
英語は一応世界語!(今のところは)
英語の学習法は、山のようにあります。
有名なNOVAやECCやイーオンなどを始めとした塾的なものから、学習書、ビジネスマン向けにもたくさんの英語の本が出てますよね。
英語は3フレーズを使えば話せるとか、とっさの一言とか、語呂合わせで覚えたりとか、ネイティブが聞くと変だよその英語みたいなものまでたくさん。
電車の中吊り広告にも大人向け英語塾はたくさん出てるし、新刊の本でも英語学習のものは常に新しいものがたくさん出ていますね。
日本人はとても勉強熱心だと思います。
イタリア人とは大違い…(笑)
イタリア人も英語が下手ですが、日本人と大きく異なる点が一つあります。
それは、日本人は、英語が話したくても日本語と違いすぎて話せない。
それに対し、イタリア人は、英語を話そうとしなくて、話せない。
という事です。
イタリアだけでなく、フランスとかドイツやスペインなどでもそうです。
ヨーロッパの中では、列強同士が戦ってきたという歴史があるので、英語イコールライバル国の言葉として未だ深く根付いているので、なかなか話したがらないところがあります。
しかし、そうは言っても英語は世界語。(今のところ)
パッと来た旅行者に対し自国の言葉を話すよう求めるのは、道徳的にどうかと思います。
その時に英語を話すのは、相手に対した敬意でもあるし、世界中の人と対等な立場で付き合うためのツールでもあると思います。
僕らだって、日本に一週間とかで来ている外国人に対して、『ここは日本だ、日本語喋ろ!』なんていうのは、閉鎖的だし、暴力的でもあると思いませんか?
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英語で一番、一番、何よりも一番大切な事は!?
英語に限らず言語習得に対して、一番大切な事、それは間違いなく耳です。
耳が鍛えられていないと、言葉は喋れないし、コミュニケーションが取れません。
持論ですが、日本の学校での英語学習の多くでは、この耳をあまり尊重してこなかった為にちゃんと勉強してきた人でも英語があまり話せません。
本が読めたり、難しい単語を知っているというのは、とても凄い事ですが、話すための第一歩としてはその重要性は低いのです。
では、なぜ留学すれば話せるようになると言われているか分かりますか?
また、赤ちゃんがどのように言葉を覚えていくか分かりますか?
答えは耳です。
赤ちゃんは生まれてから言葉を発し始める2歳くらいまでの間に、ただぼーっとしている訳ではありません。
親や周りの言う事をずっと聴いているし、常にインプットをしています。
だから、たくさん親から話しかけられた赤ちゃんや、たくさん歌ってもらったり、本を読んでもらった子は、言葉をたくさん知っていると言われていますよね。
また耳が重要だと言うのには、別の理由もあります。
英語で大事なのに、「発音」があります。
実際にネイティブと英語で会話したことがある方ならば分かるかもしれませんが、発音が悪いと全然伝わりません。
こっちがその単語を必死で発音しているのに、全くと言っていいほどに、焦れば焦るほどに面白いほど伝わりません。(涙)
そんな時、自分や相手に苛立ったりしませんか?
ちゃんと発音しているのに何で伝わらないかな~って。(怒)
日本人同士ならばその英語でもいとも簡単に伝わるのに、外国人には伝わりません。
あれって不思議ですよね!?
けれどそれは、日本語訛りの発音だからです。
なので日本人同士であればそれが何の単語かすぐに聴き取れるけれど、ネイティブや別の言語圏の人だと伝わりません。
しかし、同じ日本人でも発音がすごく綺麗な人もいます。
それはもちろん練習したのでしょうが、実は天性のものとして生まれ持った若干の違いもあります。
それが耳です。
発音の綺麗な人は、間違いなく耳がいいです。
よく聴いていますね。
耳と、発音がなぜ結び付くのか不思議に思う人がいるかもしれませんが、耳の聴こえない人が上手く喋れないのを見た事がありますか?
話すには、まずしっかりと聴いてその音を理解しないといけないのです。
天性としてと書きましたが、もちろん後天的でも聴く努力をたくさんすればいいです。
言語習得は、1にも、2にも耳です。
その後に、単語や文法の勉強があります。
話したければまず耳を鍛えてください。
英語の発音はそもそも日本人には難しい
余談ですが、日本、中国、韓国を比べた時に、一番英語を話すのが上手なの国はどこだと思いますか?
答えは、中国人だと思います。
次に韓国人。
実際に聴いてみるとわかるのですが中国人の英語は上手です。
そして論理的な理由もあります。
それは、母音です。
英語の母音はおよそ26個と言われています。
一方中国語は36個。
韓国語も21個。
日本語はどうでしょう?
あ、い、う、え、お、の5個だけ…。
母音というのは、言語発声の構成において基礎でありとても重要です。
その為に日本語の話し手は、そもそも英語が発音しづらいんです。
じゃあそもそも英語は日本人には合っていないんじゃないか!
と思われたかもしれませんが、確かにそうかもしれません。各言語の特徴によって相性はあるかもしれません。
例えばイタリア語ですが、実は日本人にとってイタリア語の発音はものすごく楽なんです。
なぜならばイタリア語の母音も、基本、日本語と同じ5個だけだからです。
日本人にとって、イタリア語はとても綺麗に発音できます。(ちなみにスペイン語も!)
話し易いし、逆にイタリア語の発音の悪い日本人に会ったことがありません。
しかしアメリカ人がイタリア語を話すとどうでしょう。
その発音はとても下手ですね。
強い訛りがあるし、聴いていて笑ってしまうときがあります。(失礼!)
中国人や韓国人も、日本人ほど綺麗にイタリア語は発音できませんね。
なので英語を学ぼうとする際、例え上手くいかなくても、物事には性質というものがあるんだという事も知っておいてください。
英語は、聴く事も話す事も、そもそも僕ら日本人には少しハードルが高い言語であります。
ただ、英語の文法はめちゃくちゃ簡単です。
なので、文法勉強は後からでも遅くはないと思います。
まず話すために僕らが一番にしなくてはいけない事、それが耳を鍛える事です。
納得してもらえたでしょうか?
ではどのように勉強するのがいいか?
オランダでは、国民のほとんどが流暢な英語を喋ります。
どうやって勉強したのかと彼らに聞くと、みんな揃って答えるのが「テレビだよ」と言います。
オランダでは、アメリカの番組(ナショナルジオグラフィックやディスカバリーチャンネルなど)、また映画を観る時も吹き替えはなく、字幕のみだと言います。
その為に自然と覚えていったと言います。
(オランダ語と英語は共通点も多いので、僕らが学習するよりも遥かに楽、という点もありますが)
しかし、英語の話せない国々を見てみると間違いなく、テレビや映画は吹き替えています。
フランスやスペイン、イタリアはその代表格。日本もそうですね。
以前、英語の先生に、英語の映画を3回観ろと言われたことがあります。
1回目は、英語音声のみで。
2回目は、英語字幕をつけて。
3回目に、音声のみでまたもう一度、と。
同じ映画を3回観るのは中々しんどいですが、これが一番勉強になると思います。
またiPodなどで、常に英語の音声を聴いていたりするのはいい手であると思います。ラジオもいいし、ネイティブの方が朗読している小説音声なども買って聴くことができますね。
なので聴く事をまず何よりも大切にしてくださいね。
単語力は宝!
そして、次に大事なのは単語力です。単語は知っていれば知っているだけいいですね。
それは財産だと思います。
英語で会話をしていてほとんど分からなくても、分かる単語を拾っていく内に、点と点が線になって繋がってなんとなく相手が言いたい事を理解できたり、またこちらの思いを伝えられたりします。
そういった時に大きな喜びと達成感を感じると思います。
単語は常に勉強して増やすべきだと思います。
本を読む
そして本を読むのも良いですね。
大人の本は難しいので、絵本から入ると入り易いですよ!
僕はイタリア語を勉強している時、露店で買った古びたピーターパンの絵本を1日3回音読していました。時折ネイティブの人にも聴いてもらったりもして。
3ヶ月間毎日やっていると、途中からセリフを覚えてきてそのセリフの言い回しを日常の中でも使えたり。単語と発音の両方が学べてすごく有意義でした。
文法は中学英語で十分!
そしてもちろん最低限の文法は大切ですが、しかし英語の文法はものすごく簡単なのだと言うことも知っておいてくださいね。
これは比較でしかないのですが、イタリア語やドイツ語などと比較したり、ロシア語やアラビア語。また日本語との比較でも、英語はものすごくシンプルです。
またそこで使う文字アルファベットはたった26文字のみ。さらに僕らはもうそれを既に知っています。
文法で大切なのは、中学生で学ぶ要所をしっかりと理解しておけば、日常会話では事足ります。
あとは実践あるのみ!
そしてやはり大事なのは、実際に人と話すことです。
人間、いざ話そうとする時には緊張するもの。
誰でもそうです。
これを超えるのは、経験以外の何ものでもないと思います。
単語も使わないと忘れていきます。
また生身の人間と生きた言語で話すというのは、教科書上では決して学べない多くのことを学ぶことができます。
今では日本にいても、外国人と接したいと思ったら容易に出会えるようになったと思います。
外国人が集うバーに行くのも手かもしれないし、観光地で働くとか、ボランティアでガイドをしてみるとか。
また一番良いのは、旅人気分で家の近所のゲストハウスに行くのが良いかもしれません。そこは基本的に外国人が集ってきているし、安全です。
友達もできますよ!^^
また、そこにはアジア圏の人なども多く、最初はそういった人たちとの会話が話しやすくて楽だと思います。
逆に英語ネイティブは、最初は話しにくいかもです。彼らは基本早口だし、みんな英語が喋れて当たり前と思って接してくる人も多いからです…^^;
留学はできたらそれが一番
今は都会よりも田舎ほど趣向のあるゲストハウスが多くあったりします。
どこにいようと探せば何かしら必ずあります。あとは自身のやる気だけですね!
英語塾などに行く事にも決して否定はしません。ただ、週一回しか授業がなかったり、授業を受けただけで満足してしまう事には注意が必要です。
言語は耳が大事と言ったように、少しでも多くの時間その中に浸っていることが大事です。
なので留学に行ける方は、是非行くべきだと思います。
また学んだばかりの言葉をすぐに実践で使え、それが通じることで自身につながります。
さらにその言葉の話されている土地に行き、そこの文化・価値観を学んでくるのは、その言葉を話す上で重みも増すと思います。
留学は最低3ヶ月間行ければいいですね。理想は半年です。
なぜかと言うと、現地に着いてから最初の3ヶ月間の英語脳の成長度はまさにウナギ上りで成長します。その後半年までは日々その変化が実感できますが、半年以降は一度落ち着くように思います。
もちろん、いれたらいれる分だけ良いのですが、時間の都合がある方は、上記を目安にして下さい。
最後に、英語を上手に話すコツ
最後に英語を話す上で決定的に大事な事を伝授しようと思います。
覚悟はいいですか、皆さん?(笑)
それは…、
・
・
・
英語と日本語は全く別の言語であり、別の個性であり、別の価値観であり、全く別の物だと言う事を理解する事です。
それは、どういうことかと言うと、
日本語の感じで話さないでください。
「おはよう」は「グッドモーニング」だから、グッドモーニングって言うのはやめて下さい。
それはただ訳しただけ。
他の単語も言葉も全部そうです。
言葉を話す時に、ただ訳した言葉を並べてもそれはコミュニケーションとは言わないと思います。
言語にもそれぞれ個性があって、英語という言語の個性は、アクティブだしポジティブだし陽気さも兼ね揃えていると思います。
とても積極的になるし、人と人とがオープンな立場でいられる言語だなと僕は毎回話していて感じます。
また子供からお年寄りまで同じ言葉で話せるし、上下関係を生みません。誰とでもフランクに会話でき、とてもフレンドリーな言語です。
あなたは英語を話していて、自分のキャラは変わりますか?
僕は変わります。
英語には英語モードの自分があり、英語を話す時は自然とそうなります。より積極的になり、フレンドリーに相手と交わえます。
しかし、同じノリとキャラのままで日本語は話せません。
それは、日本にはフレンドリーさや陽気さよりも他に大切にする伝統的な精神性があるから。
日本ではそれを尊重すべきだし、それが日本の良いところであると思うから。
それが日本人特有の人見知り精神を生み出しているとも思いますが、それも個性かなと思います。
要は、新しい言葉を話す時に、自分のいた所の価値観のままでは話せない、という事を理解してもらいたいと思います。
日本語バージョンの自分。
英語バージョンの自分。
これを見つけて下さい。
それは相手の価値観を理解し、そこに身を浸す。ある意味自分の殻を破る事でもあり挑戦ですが、そもそも別の言語を話すとはそういう事だと思います。
でなければ、俗にいう「ペラペラと話す事」は出来ないと思います。
言葉を学ぶとは、そこの国の文化を学ぶという事。
是非、皆さんも新しい自分を発見していくのを恐れないでくださいね!