北海道を目指して旅し出したんですが、青森のフェリー場の近くになんとかの有名な山がある事を知りました。
恐山!
名前だけはよく聞きますよね。
いったいどんな場所なんだろう?
恐い山?
悪霊でもいるのかな??
今回は実際に行ってきたのでそのレポートです!
目次
恐山へ!
青森県の右先っぽの半島、下北半島。その上部に位置する街、むつ市。
そこから恐山には行ける。
国道を登っていくと湧水を汲む場所もある。
間も無く着くようだ!
すると山を抜けて麓へと出た。
辺り一帯は開けて、大きな湖が目の前に広がり、そしてその先にあった。
どうやらここが恐山らしい。
山という感じではなく、どうやらここのお寺のことを含めたこの地帯の総称を「恐山」と呼ぶらしい。
事実、ここはたくさんの山に囲まれた場所で、恐山という山はなかった。
恐山の中へ!広がる地獄絵図!?
入り口で入山料が500円かかる。
それを払うと中へと入れてもらえる。
質素な感じでさっぱりとしている。
道の先には本堂がある。
後ろから撮るとここのロケーションがわかる。
そしてさらに奥には奥の院が。
そしてお不動様がしっかりといらっしゃる。
ここは天台密教のお寺。
さぁ、お参りが済んだら場内を散策してみよう!
なかはゴツゴツとした岩だらけ。
時折ガスが噴出している。とても硫黄臭い。
そう、ここはだから地獄と呼ばれている。
血の池地獄があったり、無見地獄があったり。
そして発見!
空海さんだ!当然いるよね👍
そしてここの場所を拓いた方、円仁和尚🙏
天台密教の基礎を完成させた名僧と呼ばれる。
恐山の核心部へ
その先にあるのは湖。
白く綺麗な砂浜に透明な水。
けど池の縁は硫黄が流れ出して黄色くなっていたりする。
そしてそこに祀られているのがこちら。
裏には、「念じよう」の言葉。
ここが3.11の大震災のための慰霊塔だというのは後に知った話だった。
ここは、すごい…。
自分の感性と直感で感じ得たものは、
ここは、「黄泉の国への入り口」。
夜、湖にやってくる死んだ魂の光たち。
それがくっきりと目に浮かんだのでした。
そしてもう一つ、ここには全国から赤子の魂がやってくる場所。
赤子供養された魂は、ここに集まってきて天国へ還る。
そういえば、ここにくる時も、橋を渡ったっけなぁ。
三途の川と書いてあり、そこには昔使っていた橋が架けられていた。
まさに、この世とあの世の中間の場所。
それが恐山。
そう思ったのでした🙏
最後は恐山の温泉へ!
そして1番のお楽しみは、なんと言っても温泉!!
この敷地内には温泉があり、入山料だけで入ることができるらしい!!
シンプルな小屋がいい感じ♪
ここは昔ながらの場所で、きっとここに泊まる僧や信者さんたちが使っていたのだろう。
内部も余計なものがなくてちょうどいい。
お湯の方はとても濃く、温泉の成分に贅沢に使っている感じ^^
とても力強いお湯だった。
内部はシンプルで簡素。
大きな建物は宿坊。
恐山へのアクセス
開山:
5月1日 〜10月中旬 6:00 ~ 18:00
10月中旬 〜 10月31日 6:00 ~ 17:00
11月〜4月は閉山
入山料:
500円
問合せ:
恐山寺務所 0175-22-3825
交通:
JR大湊駅より車で30分、下北駅から恐山行き直通バスで43分
まとめ
いかがでしたでしょうか!
行ってみたくなりましたか恐山!?
名前を聞くと恐いのかも、と思うかもしれませんが、全くのその逆で、とても慈愛に満ちた優しくて自然美しい場所でした!
ぜひ皆さんも近くに来た際には寄ってみてくださいね!!